いよいよ始まる入試! 専門学校の入試について

学費が安い学校を選んでも、損することがあるって知ってた?

専門学校の入試について

専門学校の入試について

皆さんは年末年始、満喫できましたか?
学校も始まり、正月気分が抜けなくて憂鬱な気分にもなったりして……。しかしこの時期、そんなことを言っている場合ではありません!
いよいよ1月から3月にかけては、本格的に入試が始まっていきます。
でもいざ試験だ!と言われても、専門学校の入試は特殊な場合も多く、ネット上では分かりにくいことも多いですよね。
かといって資料請求をしても入試方法が細かく分かれていて難しい……そんな風に感じたことはありませんか?
せっかく立地も校風も自分に合った学校が見つかっても、手続きがややこしくてあきらめてしまうのはもったいないこと。

そこでこのページでは、専門学校の入試について簡単に解説しています。
それぞれの違いが分かったら、気になる学校の資料を取り寄せてどんどん入試の申し込みをしていきましょう!

色々な入試方法

専門学校の入試には学校によって名前が分かれていたり、学費が免除されるような特待生制度等の申し込みを同時に行う必要があったりします。
時期も細かく分かれていて、どの入試に申し込めばいいかも少し分かりづらいかもしれません。
実は、専門学校の入試方法は大きく分けて3つしかありません。
それぞれ特徴的なので、簡単にご紹介します。

AO入試

最近ではほとんどの学校が取り入れている選考方法です。
今までの成績や学力ではなく、面接や志望理由書から今後の学びに対する意欲で合否を判断します。
学校側は求める人物像と合った学生を探しているので、事前に資料や説明会でしっかりと下調べをして対策をしておくことが重要です。
ただ意欲を求める分、選考時期は早めです。
ほとんどの学校が年内で出願を締め切っているので、今年受験の皆さんは受けるのが難しいかもしれません。
逆に来年受験をする皆さんは今のうちから進路を定めておくと、非常に有利でしょう。
AO入試を実施している学校はたくさんあります。まだいいやと思わず、早めに見定めて周りより一歩早く進路を決めてしまいましょう!

推薦入試

推薦入試はこの中でも3つに分かれており、学校推薦自己推薦指定校推薦があります。
学校推薦は学校の校長先生や担任の先生に推薦をしてもらって受験をする方式です。
自己推薦は自分で自分をオススメする方式です。専門学校のオープンキャンパスや説明会に参加することが条件となることがあります。
指定校推薦は専門学校側が指定した高校に推薦枠を与えている制度です。
この手段は限られた枠で入学を決める学校代表の意味合いが強いため、責任を持って受験に臨む必要があります。

選考方法はAO入試と同じく書類選考と面接が一般的ですが、一部の学校では作文や小論文が必要な場合があります。
推薦入試はまだまだ申し込みを受け付けている学校が多く、合格通知が来るのも早めです。
注意点としては学力よりも人物面を見ている分、書類の不備や面接時の受け答えは重要視する必要がある点です。
資料だけでは満足に準備できない場合もあるので、今からでも説明会やイベントに参加しておきましょう!

一般入試

大学では筆記試験がメジャーである一般入試ですが、専門学校では一般入試でも面接や書類選考のみなところも多々あります。
学校卒業時に国家試験等で資格が必要な可能性がある医療・看護系や福祉系、また公務員関連ではしっかりと試験を行う場合もあります。
一方ゲーム・アニメ系や美容、ブライダル系の学校では作文のみで、内容も業界に関係ないことであることが少なくありません。
もちろん学校によっては基礎学力を図るために簡単な筆記試験を用意しているところもありますが、ネット上に過去問があることもあり、大学と違って一般入試でも人柄ややる気を見る学校が多いのが特徴です。
筆記試験とは異なる適性試験という性格判断などを基準にしている学校もありますね。
一般入試は入学者が定員を超えるまで募集していることが多く、これからが専門学校にとってはかき入れ時かもしれません。
お得な入学制度もあるので、気になる学校をいくつかピックアップして、制度から見つめなおしてみるのも一つの手段ですね。

専門学校の入試の傾向と対策

もう3年生で進学先を決めたいけれど、何がやりたいか分からずまだ迷っている人。

専門学校の入試は、それぞれの学校が業界の就職に向けて専門性を高めて特化している分、今までの学力よりも学びに対する姿勢が求められることが多いです。
なので学校の出席日数や授業態度、また面接での熱意ややる気が重要です。
何よりも何故その専門学校に通いたいのか、進学の目的を明確にしておくことで、書類選考や面接での回答にブレることがなくなり、選考を有利に進められます。
同じカテゴリの学校を見比べておくことで学校毎の強みも把握でき、より説得力を持たせることができるでしょう。

しかし一番大事なのは、自分が学びたい内容が本当にその学校にあるかです。
人気の学校だから、最新設備が整っているから、それだけで選んではモチベーションが保てないかもしれません。
しっかり自分と向き合って、じっくりと調べて自分の将来を決めましょう。

医療・看護系は難しい?

専門学校の入試の中でも、医療系や看護系では筆記試験を始め選考基準が他と比べると厳しめに設定されています。
しかし医学系の大学等に比べると、専門学校の方が容易であることが多いです。
入るのが難しいのは学力以外にも、推薦入試の枠が多くて一般入試の倍率が高いことが挙げられます。
少人数制でみっちり勉強する学校が多いことも、倍率に影響しているかもしれませんね。
ですが逆に考えると、安易に人気な学校だからと選ばなければ、抜け道が見つかるかもしれないということです。
もちろん人気な学校はそれだけの理由があり、見極めることが重要です。でも多くの学校を比べることで本当に自分にピッタリな学校が見つかる可能性は大きくなります。
就職率では大学も専門学校も大きな差はありません。自分の目指す道ならば、一度本気で挑戦してみませんか?

まだ迷っている人も気になる学校を探そう!

まだ迷っている人も気になる学校を探そう!

専門学校の入試の特徴について、なんとなくわかってきたでしょうか。
厳密にはカテゴリ毎にも学校毎にも違いがあるのでしっかり調べる必要がありますが、その時の手助けができたならば嬉しいです。
もちろん、まだどんな学校にするか迷っている人もいるかと思います。
専門学校の募集期間は大学に比べて長く、しっかりじっくり比較して選ぶことができます。
でも人気の学校だと早めに定員に達してしまうことも……!?
複数の学校の資料を見比べて、学校に行ってみて進路を決めるなら、今この時期がデッドラインと言っても過言ではありません。
自分自身の将来に悔いが残らないよう、まず一歩動き出しましょう!

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