医療事務の仕事は資格取得は必要ない?について、ご案内します。

医療事務の仕事は資格取得は必要ない?

医療事務の仕事は資格取得は必要ない?

カルテの管理、明細書や領収書の作成、診療報酬請求業務など一般的な事務職にはない業務が多い医療事務の仕事です。医療事務に関する資格を持っていない人でも仕事をすることができるのでしょうか。 今回は、医療事務の資格について、ご案内します。

医療事務の仕事、資格は必要なの?

医療事務は、レセプト業務など専門知識が必要な業務を行うので、医療事務の資格がなければ働くことができないと思っている方が多いかと思います。 実は、医療事務に関するすべての資格は、医師や医療事務などのいわゆる「国家資格」とは違い、教育機関などの独自の検定試験による「民間資格」です。 医療事務の資格の中に厚生労働省認定の資格である「診療報酬請求事務能力認定試験」「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)」があり、「国家資格」と勘違いされやすいですますが、これも「国家資格」ではありません。そのため、医療事務の仕事は、資格がなくてもできます。 では、なぜわざわざお金をかけ、資格を取得しようとする方が多いのでしょうか。次は、資格の必要性についてご案内します。

現場で求められるのは専門性の高い人材

医療事務として働くためには、医学的な基礎知識や診療報酬点数計算、レセプト作成に関する知識が必要になります。このような専門性の高い業務内容を一から教えることはとても時間がかかります。そのため、基礎知識がある有資格者を応募条件として指定する病院が多いようです。 医療事務の資格は学ぶ講座によって、最短1~3カ月ほどで取得できるもの、試験日が毎月あるもの、受験資格が不問のものが多くあります。いきなり求人情報に応募するのではなく一度資格を取得した後、医療事務の仕事に臨み、就職を有利に進めましょう。

医療事務の資格は一生役立つ?

医療事務の仕事に学歴や年齢は関係ありません。医療事務の資格に有効期限はないため、一度とってしまえば、一生使うことができます。結婚や出産後の子育てが落ち着いたとき、引っ越したときの仕事探しに役立ちます。 また、医療事務のレセプト作成などの知識は、日本全国どこでも統一されているため、日本全国で医療事務の資格が役立ちます。

専門学校で目指すことが多い医療事務の資格取得

医療事務は専門性の高い仕事です。知識が乏しい状態で現場に出ることは、自分自身が一番不安になるかと思います。医療事務に必要な正しい知識を学び、自信を持って現場に出るためには、やはり資格を取ることが一番の近道といえます。 医療事務の資格を取得するための学校は多数あり、目指す資格は学校によって異なります。また、仕事をしながら通うことができる学校もありますので、複数の資料を取り寄せて、自分に合った学校を選ぶことをおすすめします。

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