医療事務を独学で学ぶメリットとデメリットについて、ご案内します。

医療事務を独学で学ぶメリットとデメリット

看護大学と看護専門学校の違い

医療事務を学ぶ方法は、主に通信講座、独学、学校に通う(専門学校、短期大学、大学)の3つに分けられます。資格は取得したいけどお金も時間も無い。そのため、独学で取得しようと考える方も多いかもしれません。 今回は、独学で学ぶことのメリット・デメリットをご案内します。

独学で資格取得を目指すメリット

医療事務の資格は取りたいけど、コストや時間を考えると通信講座や学校へ通うことは難しいなど、さまざまな事情で独学による資格取得を目指す方がいます。 独学で資格取得を目指すメリットとしてまず挙げられるのは、費用が安く抑えられるという点です。通信講座、学校に通うの場合、月々にかかる学費などがまとまったお金が必要になりますが、独学の場合、かかる費用は参考書などの教材と試験料だけです。 また、自分のペースで学ぶことができる点も独学で学ぶメリットです。通信講座を受ける場合、授業はある程度決まった時間に行われますし、学校に通う場合は移動のための時間が必要です。その点、独学ならば時間が空いている時にどこにいても勉強することができます。

独学で資格取得を目指すデメリット

独学の場合は、教材選び、勉強方法などすべて自分で考えなければいけません。「今日は疲れたから、明日にしよう」なんて思っているうちに、ズルズルと時間がたち、全く勉強が進まない事態にもなりかねません。最後までやり遂げる強い意思が必要です。自己管理で学ぶことが苦手だという方は、独学はあまり向いていないと言えます。 とくに合格率の低い、難易度の高い資格を取得するときには通学で学んでみることを検討してみてもいいかもしれません。 先生や仲間との交流がないため、さまざまな情報が入りにくい、相談ができないというデメリットもあります。診療報酬点数表の見方など専門的な内容についても自分だけで解決しなければならないので、時間がかなりかかってしまい、間違った覚え方をしてしまうこともあります。 また、資格によっては、専門知識がかなり必要になるため、独学だとかなり時間がかかります。

スムーズな資格取得のためには、学校で学ぶのが一番

医療事務についてしっかりと学び、資格を取りたい方は、学校などに通学することをおすすめします。専門学校に通うと、計画的に勉強を進めることができ、勉強の仕方や資格取得に関わるさまざまな情報を得ることができます。 また、専門学校では多くの場合、医療機関での実習がカリキュラムに含まれています。カルテの管理方法や電話の受け方、患者の応対など実際に医療事務が行う業務を体験することができるのは、独学では経験でない貴重な体験です。

上へ