学校ごとの学費の違いってどう判断すればいいの?

学費の高い安いを判断しよう

別項で生活費ばかりに目を向けていますが、ここで一度学費自体に目を向けてみましょう。
そもそも学費とは一般的に何に使われているのでしょうか?
そして在学年数によって変わってくる点は?
学費の高い安いにも理由があります。それを一つ一つ見ていきましょう。

学費の内訳

まずはやはり学校の授業を受けるお金、授業料ですよね。
専門学校では基本的に業界のプロの講師に授業を行ってもらいます。
その学校のその場でしか受けられない授業なので、相応のお金がかかるもの。大体学費全体の5~60%がこの授業料に相当します。
また入学時にのみ支払うものに入学金というものがあります。
学校のことを調べていると、早期に入学を決めれば入学金無料! という学校を見たことある人もいるのではないでしょうか。

そして学費として大きくカテゴライズした際に、一番金額の差に関わるのが施設費及びその維持費です。
もちろん特殊な設備が必要な調理系やIT系では高い傾向があり、試験対策が中心となる学校では比較的安めになる傾向があります。

またあくまで学校の設備に関する料金なので、在学年数を重ねるほどに安くなることは少なく、技術が向上することにより設備費も上がることが多いでしょう。

一つ思いがちなのは、学費が高いほどいい設備が使えて学べることが多く、学費が安い学校と比べて学べることに差があるのではないか、という点です。
確かに設備に違いはあるかもしれませんが、学ぶ内容は必ずしも比例するとは限りません。
選択制授業を増やすことで無駄な授業料を削減する学校や、上記に挙げた大きなもの以外にかかる費用を削減しているの可能性もあります。
特待生制度や奨学金が豊富で、負担を減らせる学校も少なくありません。
現在全国には専門学校が3,000校近くあります。その中で同系列の学校は学費を下げたり内容を濃くしたりと皆さんに魅力を伝えるために様々な工夫をしています。
つまり学費の高い安いにもそれぞれ理由があるのです。色々なパンフレットや資料を見比べてみて、納得行く学校を探してみましょう。

在学年数について

当たり前の話ですが、学費や通う中でかかる生活費は、通常在学年数に応じて加算されます。
つまり単純に学費を抑えなければいけないのであれば、高校卒業後に2年制の専門学校へ進んだ方がいいでしょう。
しかしもちろん3年制や4年制の学校では学べる期間が長い分、目指す将来へしっかり準備することができるのがハッキリとした強みです。
実際に専門学校へ通う人の声を聞いてみると、「2年では短い」「3年でも全然足りない」という意見が多いようです。

ここで大事なのは、自身のスタイルとの兼ね合いです。
自分から学ぶ姿勢があるならば、2年制でしっかり学び、早く社会へ出れた方が実践的な経験値も収入面でもプラスになるでしょう。
3年制で準備をしっかり行えば、早ければ在学中に即戦力な人材に成長できるかもしれません。
卒業後資格が必要な医療や福祉系などでは、在学期間に応じて受験資格に影響がある場合もありますので、目指す業界が決まっている人はしっかり調べておきましょう。

ちなみに在学年数と生活費に直接的な影響は少ないです。
学生時代も社会人時代でも、必要最低限の出費は変わりません。
もちろん収入が増えることで平均値としては社会人の方が生活費がかさむ傾向にありますが、直接的な関連性は少ないと見ていいでしょう。
むしろ暮らしに慣れていくことで、学生期間が長い方が節約が上手になるかもしれませんね。

判断基準は人それぞれ!

結論としては、学費の高い安いは一概に判断できない、ということです。
なんて結論が出てきていないようなものですね。というわけで判断基準をまとめてみましょう。

・学費の高い安いは学科や専攻のカテゴリによって変わる。

・同じ学科や専攻で学費に差がある場合は主に設備費が影響している。

・在学年数は学ぶスタイルによって判断すべき。

簡単にまとめるとこの3点となります。
他にも考慮する部分は多いですし、ホームページだけだと諸経費を抜いている場合もあります。
お金に関することは自身で払う方はもちろんのこと、親御さんにとっても非常に重視すべき点ですので、分からない部分がないようにしっかりと調べておきましょうね。

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