栄養士の現状や収入と、今後についてご紹介。

適性のある人ってどんな人?栄養士の将来性は?

◆栄養士の適性

「栄養士になりたい!でも自分は本当に向いているのかな?」と不安になることもあるよね。
実際に栄養士として活躍する先輩達の体験談を元に、栄養士にはどんな人が向いているのかまとめてみたよ。
さっそくチェックしてみよう!

○「食」への関心
食品と栄養に深く関わる栄養士の仕事において、「食」への関心は切っても切り離せないもの。
食べる事が好き! 料理が趣味! 食べ物にどんな栄養があるのか知りたい! そんな関心・思いが、栄養士には不可欠だよ。

○コミュニケーション能力

栄養士に求められるのは、食に関する専門知識だけではない。
どんな職場で働くにしても、人との関わりがかなり多いお仕事だよ。
例えば病院や介護・福祉施設で働くにしても、コミュニケーションを通じて一人ひとりの健康状態を把握し、食を通じてサポートしていく。
時には栄養指導としてカウンセリングやアドバイスを行う機会もあるはずだ。
人と関わる事の多いお仕事だからこそ、相手の話に耳を傾け、相手の気持ちを汲み取れるコミュニケーション能力は欠かせないと言えるよね。

◆栄養士の将来性について

「栄養士」というお仕事は、今後ますますニーズが高まると注目を集めている職業の一つである事、知っていたかな?
興味があってこのページに訪れたあなたはなかなかにお目が高い!
数年前から「食」を通じて体の内側から綺麗に、健康になろうという考えを持つ人が増えてきている。
SNSなんかでも結構人気モデルや女優・俳優、アスリートが、毎日の食事にとても高い関心を持っている人の多い事が分かるよね。
また、超高齢社会を迎えた日本の医療・福祉現場でも、良質な「食」への意識がますます高まっているんだね。

毎日欠かすことのできない食事は、ただ栄養を補給すれば良い、という単純なものではない。
栄養のバランスはもちろん、味や見た目、食感など食べる人が五感で楽しめるような食事や献立づくりが大切なんだ。

そんな私たちの生活に欠かせない「食」のプロフェッショナルとも言えるのが、「栄養士」。
専門的で豊富な「食」の知識で、多くの人々から頼られ活躍する栄養士を目指そう!

○栄養士として働く魅力

【人々の健康をサポートできる】
正しい食生活は、健康な体をつくり病気の予防にも繋がってしまう。
自分の持つ知識やスキルによって多くの人々の健康促進の手助けを出来る事は、栄養士として働く上で最もやりがいを感じる部分かもしれないね。
栄養士養成施設では、現場で役立つ病気別の食事療法についてもしっかり学ぶ事が出来るよ。

【「食の楽しさ」を届けられる】
栄養士にとって「食事は楽しい!」と利用者に感じてもらう事も大切な任務の一つ。
その為には、好き嫌いの多い人でもおいしく食べられるメニューの考案や、イベントに合わせた献立づくりなど豊富なレパートリーを蓄えておく必要があるんだね。
料理に自信がない……という人でも、栄養士養成施設では調理器具の名前から調理方法まで実習を通して体験しながら学ぶ事が出来るから安心だね。

【「正しい食の知識」を身につけられる】
正しい食の知識というのは、知っているようで意外と間違って認識している人が多い。
だからこそ極端に食事制限されたダイエットだとか、栄養のバランスの崩れた食習慣を生み出したりだとかいう結果に繋がっているんだね。
栄養士養成施設で「正しい食の知識」をきちんと学べば、利用者だけではなく、自身も健康的で良質な食生活を送る事が出来るんだよ。

◆栄養士の収入は?

働く上で気になるのは、やっぱりどのくらいお金がもらえるのかということだよね。
職場も分野も豊富で多岐に渡る栄養士の仕事は、明確に収入額を紹介するのが難しい。
だから例をいくつか挙げるとすれば、給食会社では18~22万円、病院では18~27万円、介護・福祉施設では18~25万円が栄養士の平均的なお給料だと言われているよ。
もちろんこれらは平均的な収入であって、地域によっても収入額に大きな幅がある。あくまで目安として見てね。
全体的に見てもそれ程高収入でないとされる栄養士。
でも関連する別の資格を取得する事で、別途手当がプラスされる場合もあるよ。
これはダブルライセンスと呼ばれていて、キャリアアップや昇給のチャンスを掴む鍵となるんだ。
また別の資格に向け勉強する事は、現在持っているスキルを高めることにも繋がる上、仕事のフィールドを広げる事にもなるんだね。

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