学費や奨学金のデリケートなお金の話を深堀します

学費や奨学金のデリケートなお金の話を深堀します

◆夜間部の学費

夜間部の魅力として働きながら通える時間的な部分をピックアップ気味ですが、忘れてはいけないのがリーズナブルな学費です。
学費の工面が難しい場合での選択肢としても挙げられる夜間部ですが、働いて学費を稼ぐのと、元々安く抑えられた学費の両面で適しているのです。
ではでは実際どれくらい安いのかと言えば、なんと50~70%ほど!
ちなみに通信課程の場合はさらに安く、夜間部のさらに半分ほどになります。
しかもこれは年間ではなく修業期間全体の話なので、授業時間の関係で修業年数が増える場合でも総額は安くなります。
それでいて夜間部と昼間部に学べる内容や資格に差がないことから、昼間部に通えても夜間部を選ぶ人は少なくありません

専門学校を進路にする場合は音楽家やクリエイター関係に進む人が結構多いです。
その場合は将来がどうしても安定しないので、なかなか周囲の賛同を得られないことも多いですよね。
でもやっぱり夢を追いかけたい。そういった時に自分の力だけで通うのが現実的な夜間部は強い味方です。
専門学校なら志望業界内でのアルバイト斡旋なども行ってくれるので、お金を稼ぎつつ業界経験を積め、さらに就職にも繋がるという一石二鳥どころじゃないメリットがあるわけですね。

◆奨学金も利用しよう

夜間部も昼間部同様、奨学金を受けることができます。
働きながら通いつつ奨学金をもらえれば、生活費まで補完するのはそこまでハードルが高くありません。
奨学金には給付型と貸与型という2種類に分けられ、経済状況によっては給付型は難しいかもしれません。
何が違うかと言えば、給付型は将来返さなくて良く、貸与は返す必要があるもの。
なのでスキルアップや転職を考えた再進学の場合は、貸与型しか認められないかもしれませんね。

奨学金制度の充実度は意外と学校によって大きく変わります。
一番有名な日本学生支援機構ならば基本的にどこでも受けられますが、他の民間給付型についてはしっかりパンフレットなどを参照する必要があるでしょう。
大きい学校では独自の奨学金制度や学費減免制度を設置しているところも多いので、工夫次第でかなり負担を減らせるかもしれませんね。

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