日本デザイナー学院は、実践的な専門教育でクリエイティブなデザイナーやイラストレーター、マンガ家を育成する東京・渋谷の専門学校です。日本デザイナー学院の学費について、概要や学科・コースの紹介、利用可能な奨学金情報などを交えてご紹介します。
日本デザイナー学院の概要
日本デザイナー学院は、多様な最先端文化を発信する渋谷にある、クリエイターを育成する専門学校です。
日本デザイナー学院が育成を目指すのは、「自律するクリエイター」。自分にしかできないスキルを磨きながらも、社会性を持ち、マネジメント能力まで身につけ、自らを律することができるクリエイターを育てるため、未経験者でも基礎からしっかりと身につき、個性を引き出す個別指導を行っています。
超実践教育として、業界の第一線で活躍するクリエイターでもある講師や、様々な企業や自治体とのコラボレーション授業などを実施。社会で実際に必要とされるデザインやイラストを肌で感じながら学べます。
通学校でありながらe-ラーニングシステムを活用したオンラインサポートも充実しており、通常授業の他にも著名なクリエイターを招いた特別講義のオンライン受講などが受けられます。
日本デザイナー学院の詳しい紹介はこちら日本デザイナー学院のオープンキャンパス
日本デザイナー学院の学科・コース
日本デザイナー学院には、昼間部3年制の<総合デザイン科 グラフィックデザイン専攻><総合デザイン科 ビジュアルデザイン専攻><総合イラストレーション科>、昼間部2年制の<グラフィックデザイン科><イラストレーション科><インテリアデザイン科><コミックイラスト科><マンガ科>、夜間部2年制の<グラフィックデザイン科><イラストレーション科>、昼間部1年制の<マンガ専科>があります。
<総合デザイン科(3年制)>
【グラフィックデザイン専攻】
広告ポスター、ロゴ、商品パッケージ、本・雑誌のデザインなどのグラフィックデザインの他、 コマーシャル動画やWebの技術も学び、グラフィックデザイナーやパッケージデザイナー、タイポグラファー、アートディレクターなどが目指せます。
【ビジュアルデザイン専攻】
映画やMV、CMなどの映像を中心に、ARやVR、プロジェクションマッピングなどの最新映像技術と、広告ポスター、商品パッケージなどのグラフィックデザインの能力を学びます。
デジタル映像クリエイター、アートディレクター、3DCGデザイナー映像ディレクター、デジタルアーティストなどが目指せます。
<総合イラストレーション科(3年制)>
コミックイラストや精密なリアルイラスト、ドローイングでのアート表現など多彩なイラスト表現や、イラストを活かすためのグラフィックデザインやアニメーションも学びます。
イラストレーターやキャラクターデザイナー、グラフィックデザイナー、パッケージデザイナー、Webデザイナー、絵本作家、コミックイラストレーターなどが目指せます。
<グラフィックデザイン科(2年制)>
広告ポスター、ロゴ、商品パッケージ、本・雑誌編集などのグラフィックデザイン全般とWebデザインを習得し、グラフィックデザイナーやパッケージデザイナーになるために必要なスキルを身につけます。
<イラストレーション科(2年制)>
イラストにおけるさまざまな表現方法や技法だけでなくグラフィックデザインスキルも習得し、グラフィックデザインもできるイラストレーターを育成します。
<インテリアデザイン科(2年制)>
業界で必要とされるショップ、住空間、家具、ディスプレイデザインを基礎から学び、インテリアデザイナーや住空間デザイナー、舞台美術などを目指します。2年で二級建築士の受験資格が得られる学科です。
<コミックイラスト科(2年制)>
マンガ・アニメ・ゲーム業界で使用される「コミックイラスト」に特化して学ぶ学科です。専門的なカリキュラムを通して学ぶことで、高い画力が身につきます。イラストレーターやコミックイラストレーター、キャラクターデザイナー、アニメーターなどが目指せます。
<マンガ科(2年制)>
絵の基礎表現と共に、あらすじの作り方からストーリー展開方法までじっくり学び、マンガ家やマンガ家アシスタントを目指します。個別指導に力を入れており、実際に多くのマンガ家を輩出しています。
<夜間部グラフィックデザイン科(2年制)>
2時間20分、週5日の時間の中で、広告ポスター、ロゴ、商品パッケージ、本・雑誌のデザインなどのグラフィックデザイン全般とWebを効率的に学びます。仕事や勉強と共立しながら、デザイン業界への就職が目指せます。
<夜間部イラストレーション科(2年制)>
集中型カリキュラムにより、イラストレーターになるために必要な知識と技術をしっかり身につけます。
<マンガ専科(1年制・週1日)>
作品指導特化型のハイクラスコースです。
専門・大学のマンガ科卒業者が対象で、プロデビューコースまたはマンガ家育成コースで、投稿・持ち込みする作品の指導を受けられます。
日本デザイナー学院の学費内訳
日本デザイナー学院の学費を見ていきましょう。
学費納入は1年分一括納入が原則ですが、授業料のみ1年分を2回に分けて納入することができます。
<総合デザイン科、総合イラストレーション科(昼3年制) 共通>
・入学金:180,000円
・授業料(年間):800,000円
・施設費(年間):250,000円
・実習費(年間):160,000円
■1年次 納入合計額:1,390,000円
■2・3年次 納入合計額:1,210,000円
<グラフィックデザイン科、イラストレーション科、インテリアデザイン科、コミックイラスト科、マンガ科(昼2年制) 共通>
・入学金:180,000円
・授業料(年間):800,000円
・施設費(年間):170,000円
・実習費(年間):140,000円
■1年次 納入合計額:1,290,000円
■2年次 納入合計額:1,110,000円
<グラフィックデザイン科、イラストレーション科(夜2年制) 共通>
・入学金:120,000円
・授業料(年間):380,000円
・施設費(年間):60,000円
・実習費(年間):60,000円
■1年次 納入合計額:620,000円
■2年次 納入合計額:500,000円
日本デザイナー学院ならではの費用(教材費や実習・海外研修等)
■研修旅行積立金:210,000円
※昼間部2、3年制学科では、2年次に実施する海外研修旅行のための積立金として、1年次に110,000円、2年次100,000円を納入します。複数の行先から希望の行き先を選択するため、行き先により40,000円〜100,000円程度の追加徴収があります。
■健康管理費(健康診断、学生団体保険など):1年次20,000円、2年次15,000円
■校友会費(卒業年次のみ):10,000円
■卒業関係費(卒業年次のみ):32,000円(マンガ科のみ50,000円程度)
■教材購入費(入学時):40,000円~100,000円程度(学科により異なる)
※Macノート型パソコン(総合デザイン科ビジュアルデザイン専攻はWindowsノート型パソコン、コミックイラスト科、マンガ科はWindowsノート型パソコンまたは、液晶ペンタブレット)が別途必要になります。
■平常授業時の校外学習・見学・画材費用など:月2,000円~6,000円程度
日本デザイナー学院で使える奨学金・学費サポート等について
<呉学園特待生制度 >
入学時の選考により、1年次の学費を全額または一部免除します。
特待生A:1年次学費(入学金、授業料、施設費、実習費)全額免除
特待生B:20万円
特待生C:10万円
<高校生マンガ・イラストグランプリ >
日本デザイナー学院が主催する高校生マンガ・イラストグランプリの受賞者を対象に学費の一部を減免します。
マンガグランプリ:180,000円
イラストグランプリ:180,000円
里中満智子賞:180,000円
マンガ準グランプリ:100,000円
イラスト準グランプリ:100,000円
マンガ編集部賞:100,000円
イラストレーター賞:100,000円
優秀賞:50,000円
<留学生マンガ・イラストグランプリ >
日本デザイナー学院が主催する留学生マンガ・イラストグランプリの受賞者を対象に学費の一部を減免します。
グランプリ:180,000円
<学び直し支援金制度>
専門学校、大学、短期大学等の高等教育機関卒業者(在学生含む)や社会人を対象に、学費の一部を減免する制度です。A区分定員になり次第、B区分受付。先着順。
A区分:100,000円(昼間部)・ 70,000円(夜間部)
B区分:50,000円(昼間部)・ 20,000円(夜間部)
<留学生特待生制度>
入学選考試験(日本語筆記試験)85点以上、かつ面接等により総合的に判断して選考された留学生に、1年次学費から100,000円を減免します。
<在学生特待生制度>
在学中の出席状況と成績及び作品審査により、進級学科の納入学費から、授業料の全額もしくは一部を減免します。
<高等教育の修学支援新制度>
専門学校日本デザイナー学院は、国の高等教育の修学支援新制度の対象校です。
世帯収入や資産の要件を満たし、学ぶ意欲がある学生を対象に、授業料等減免と給付型奨学金の支給を、国が支援します。
給付型奨学金は、進学前から高校などを通じて、日本学生支援機構(JASSO)へ申し込むことができ、授業料等減免は、入学時に進学先の学校を通じてJASSOへ申し込むことができます。
自分が対象となるか、どのくらいの給付型奨学金が受けられるかは、日本学生支援機構のホームページでシミュレーションすることができます。
<日本学生支援機構奨学金制度>
第一種奨学金(無利息)と第二種奨学金(有利子:卒業後年3%を上限とする)からなる貸与型奨学金があります。学力と家計による基準があり、利息付の第二種の方が、選考基準が第一種よりゆるやかです。
【第一種・無利子の貸付額】
月額2、3、4万または53,000円(自宅通学者)
月額2、3、4、5、6万(自宅外通学者)
※年度によって変更あり
【第二種・有利子の貸付額】
月額2万〜12万の1万刻みから選択
※最大年利3%以内
【入学時特別増額貸与奨学金・有利子】
10万円、20万円、30万円、40万円、50万円から選択
※最大3%以内
<東京都育英奨学金(無利子)>
申請者およびその保護者が共に東京都内に居住しており、家計基準、学習意欲等の出願基準に適合している場合、月額53,000円を無利子で貸与します。
また、生活福祉資金貸付制度(社会福祉協議会)、新聞奨学生制度(夜間部のみ)、低金利で利用できる国(日本政策金融公庫)の教育ローン、信販会社の教育ローン制度、学校の授業料がクレジットカードで支払えてポイントも貯まる学費スマート払いも紹介しています。また、学生寮・マンションの案内もあります。