HOME職業一覧 > バーテンダー

バーテンダーになるには

高校生がバーテンダーになるにあたって必要な資格や学歴などはありません。したがって、高校生でもいきなりバーテンダーになって働くことが出来るということになります。バーテンダーになる方法は、バーテンダーを養成する専門学校などに進学するか、直接バーテンダーが働く場所に就職して現場で様々な知識や経験を積む方法のどちらかです。

誰でもバーテンダーになる可能性があるとはいえ、それでもいきなりカウンターに立ってバーテンダーとして働くことは出来ません。最初は誰でも下積み期間を経てから徐々にカウンターに立って仕事を行うのが基本的な流れになるでしょう。

昔のバーテンダーは男性しか働けないようなイメージがありましたが、今では男女問わずバーテンダーを目指すことが出来ます。また、バーテンダーを募集している勤務先は未経験でも雇ってくれる可能性が十分にありますが、正社員として就職するとなるとある程度の実務経験が求められることが多いです。実務経験を積む為には、まずはアルバイトとして働くのも得策です。

バーテンダーに求められるのは最低限店舗にあるお酒の種類に関する知識を身に付けておくこと、そしてカクテルを作る技術などですが、何より求められるのはお客とのコミュニケーションです。バーテンダーはただカクテルを作ることだけが仕事ではありません。

カクテルを作る時にお客を楽しませたり、一人で来店したお客を満足させる為に様々な話に上手に付き合うなど、相応のコミュニケーション能力を養わなければならないでしょう。下積み期間のうちにどれだけテクニックや知識、コミュニケーション能力を身に付けられるかどうかが重要になります。

バーテンダーの仕事内容

バーにやってくるお客は、ほとんどが最高の一時を味わうことが目的です。バーテンダーはそんなお客の最高の一時を味わってもらう為に最善を尽くすことが主な仕事になります。

もちろん基本的にはカクテルを作ることが仕事ですが、ただお酒を作って提供するだけではお客を満足させるのは難しいでしょう。バーには数多くの種類のお酒があるので、一種類だけでなく数種類のお酒をブレンドして提供するなど、豊富なお酒の知識を活かした仕事を行うことになります。

もちろんブレンドしたお酒が不味かったら意味がないので、いかに絶妙なバランスで味を調整出来るかどうかが重要です。その為にもバーテンダーは定番のカクテルに加えて即興でオリジナルのカクテルを作れるようにならなければなりません。バーテンダーとして長く働いて経験を積んでいる人ほど、多くのお客の要望に応えることが可能です。

バーテンダーの仕事はカクテルを作るだけでなく、お客とのコミュニケーションも行います。常連の顔や名前を覚えるのはもちろん、様々なお客の好みを聞いてカクテルを作ったり、職業や趣味に合った話を提供するなど、やることは多くあります。

もちろん初めて来店したお客も同様に話を弾ませることが大事なので、どれだけ相手のことを短時間で多く知り、それに合わせた話しやカクテル、そして最高の一時を提供出来るかがバーテンダーに求められます。

とはいえ、来店したお客が誰でも話したがるわけではありません。あまり話を振ってしまうと機嫌を損ねる恐れがあるので、ちょうど良い距離感を察知することも重要です。

バーテンダーの収入

夜勤が基本のバーテンダーの収入は、基本的に高くありません。もちろん勤務先や経験によって差が出ますが、月に16万から22万、平均年収にして300万から400万、下積み期間はさらに年収が低くなります。

とはいえ、勤務先によっては深夜手当が支給されたり、福利厚生やボーナス、売り上げに応じて給料が上乗せされるなど待遇面は基本的に良好です。また、マネージャーや店長などにステップアップすれば、その分収入も高くなるので実力や経験を積んでキャリアアップを目指す甲斐があります。

もちろん独立して自分の店を持ち、今まで以上に収入を得ることも可能です。もちろん高い経営力が必須ですが、上手く経営をこなすことが出来れば今までの倍以上の収入を得るのも珍しくありません。

バーテンダーの評判

バーテンダーの評判は高い水準を保っています。

バーのカウンターでカクテルを作る姿をカッコ良く思う人が多く、バーテンダーを目指す人が後を絶ちません。もちろんそれ相応の努力が必要ですが、お客の最高の一時を提供出来ることに喜びややりがいを持って働くことが出来るでしょう。

バーテンダーの将来性

バーテンダーの将来性は、完全に自分次第です。

バーテンダーという職業がなくなること自体はありませんが、独立するバーテンダーばかりなので必然的に競争率が非常に高くなっていることが大きな要因です。つまり、バーテンダーとしての将来性を切り開く為には、自分にしか出来ない強みや特徴を確立させ、向上を目指す必要があります。

女性のバーテンダーもこれから増加していきますし、頑張りによっては店舗を管理する立場になったり、ソムリエにもなることが出来るでしょう。

掲載者情報

バーテンダーになるには
◆文責:七文(ななみ)
◆公開日:2018年05月27日 12:00
◆更新日:2018年05月27日 12:00

Copyright 2018 -
 学ラン -専門学校・スクール学費ランキング-

【ランキングの順位について】
ランキングの順位は原則Googleでの検索ボリューム及び当サイト内のクリック数といった客観的な情報に基づいておりますが、
一部最新でない場合や更新状況の影響による事実と異なる場合がございます。
総じて以下のような書き方とさせていただいております。

B!