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納棺師になるには

納棺師になるには、まず何をすればいいのでしょうか?試験や免許は必要なのか?なるためにかかる期間はどのくらい必要なの?学校や条件には何があるの?等の疑問について解説していきます。

納棺師になるために必要な学校や資格というものはありません。なので、比較的仕事に就きやすい職業ではありますが、納棺師という職に就いてからの研修で必要な知識や技術を学ぶという事になります。

そしてこの知識や技術の研修は会社により異なるため同じ納棺師でも会社が変われば違うものになると考えておいた方がいいですね。

また専門学校の中には葬儀関連のコースがあり、そのコースで基本的な知識や技術を学んでから就く事も出来ますよ。
専門学校の中では、「東京観光専門学校」や「大阪観光専門学校」に葬儀関連のコースがあるのでオススメです。
また、専門学校に進学するメリットとして以下があります。

・専門学校は就職先とのパイプが豊富にある。
・専門学校では葬儀のこと全体が学べる。

資格が必要ないからといって、入社まで何も学ばないのでは入社後が大変になってしまいますよね。
納棺師になるにしても、入社後は関連業務で様々なことを任されることがほとんどです。葬儀全体の業務を学んでおいて損はないといえます。
また、2013年に全国的にも珍しい納棺師コースの設置がある専門学校が東京中央区に発足しました。「おくりびとアカデミー」では納棺師として即戦力になれる学習内容で、就職活動のサポートも充実しているそうです。 専門学校のでも、学校によって受けられる授業も違うので、数校見比べてみると良いでしょう。

納棺師の仕事内容

この納棺師という仕事はどんな仕事か映画やドラマでみかけた事がある人もいるのではないでしょうか。また名前だけは知っているけど何をするのかはよく知らないといった人もいるでしょう。ここでは納棺師の仕事内容について紹介してまいります。

納棺師というお仕事は亡くなられた方を棺に納めるために必要な作業をおこなう仕事になります。故人に綺麗にお化粧をしたり、着替えさせたり、体を拭いたりといった仕事です。
そして火葬までの故人の状態を管理するのも仕事のうちの1つになりますよ。またなくなり方によっては特別な処置を施し遺族へと対面させるという事もします。
納棺師が扱う故人の死因は様々であり、中には痛々しく苦悶の表情に満ちた遺体もあるのが正直なところです。
変死や事故死、自殺の場合の遺体はあまりの痛々しさにそのままではとてもではありませんが葬儀を迎えることができません。
そのような遺体を少しでも痛々しくないように処置を施すのが納棺師の仕事なのです。
このような処置は大変つらく、たとえベテランの納棺師であっても目を背けたくなることもあります。納棺師の離職率の高さもこのあたりに起因するところが大きいかもしれません。
しかし、これは納棺師にしか担えない作業です。現在活躍中の納棺師は日々強い使命感を持って業務にあたっています。

また受付や司会等もしているのです。

納棺師の収入

納棺師として働きたいと考えたとき気になるのがお給料だと思います。納棺師はどのくらいのお給料をもらえるのか?と今から気になりますよね!そこで納棺師の収入はいくらくらい得られるのかについてみていきましょう。

納棺師のお給料は平均年収は300~400万円ほどになるそうです。ですが、大手の葬儀会社に就くと年収が500~600万円になるそうですよ。
そして管理職につくと1000万円ほどもらっている人もいるようです。ですが、管理職になると納棺師として離れることになります。

また納棺師というお仕事は地域によってや会社によって収入が違うのです。
納棺師という特別な仕事ではありますが、それに伴う特別手当はないようです。

納棺師の評判

あなたのイメージとして、納棺師はどんな印象を持っていますか?そして、周りの人は納棺師という仕事に対してどんなイメージを持っていると思いますか?ここでは納棺師の評判について解説していきましょう。あなたが持つ納棺師のイメージと違うのか同じなのか、そんな部分にも目を向けてみてくださいね。

納棺師の評判は見事な仕事ぶりでしょう。故人への手際のよさは素晴らしいものですね。納棺師として働いている人は辛い事もあるんだそうですよ。霊感が強い人も中にはいます。ですが、この納棺師というお仕事にやりがいを感じている人が沢山いるというのも事実です。

納棺師の将来性

そして最後に、この納棺師という職業が今後たどる傾向、つまり将来性はどうなっているのか、ここでは納棺師の将来性について紹介していきます。

納棺師の将来性についてですが、人間はいつまでも生きていく事ができる生き物ではないです。いずれは命がなくなってしまいます。なので納棺師がなくなる事はないでしょう。そして管理職へと就くことによって収入の面では将来を不安に思う事はないといえますね。また大手の会社に入る事で納棺師としてずっと働いていくことが出来る仕事ではないかと考えます。

掲載者情報

納棺師になるには
◆文責:七文(ななみ)
◆公開日:2018年05月30日 16:00
◆更新日:2018年05月30日 16:00

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