CAD利用技術者は、設計図面をパソコンで作成するCADソフトの操作スキルを証明する資格です。建築や機械設計、インテリアなど、図面が必要な業界で広く認知されています。
就職や転職時に有利になることが多く、特に未経験から設計職を目指す方には有効なアピールポイントとなります。
取得期間の目安は、基礎で1〜2ヶ月、2級で2〜3ヶ月、1級で3〜6ヶ月程度です。実務経験がある場合は短縮できます。
学習のポイントとして、2次元はテキストとCADソフトでの実践練習が基本です。過去問を解きながら、実際に図面を作成する練習を重ねましょう。3次元は立体把握能力が重要で、ソフトの操作練習とモデリング演習を中心に学習します。専門学校や通信講座を利用するのも効果的です。
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CAD利用技術者の資格データ
級数
2次元CAD利用技術者試験:
基礎、2級、1級(機械・建築・トレース)
3次元CAD利用技術者試験:
2級、準1級、1級
受験資格
<2次元CAD利用技術者試験>
基礎、2級:制限なし、1級:2級合格者
<3次元CAD利用技術者試験>
2級:制限なし、準1級:2級合格者、1級:準1級合格者
例年の合格率
実施日程
1級:年2回(6月中旬、11月上旬)
2級・基礎:随時実施(4月上旬~翌年3月中旬)
<3次元CAD利用技術者試験>
1級・準1級:年2回(7月中旬、12月上旬)
2級:随時実施(4月上旬~翌年3月中旬)
試験会場
受験級数により異なります
受験料
4,950円~17,600円