東京コミュニケーションアート専門学校は、江戸川区にあるデザイン・ゲーム・アニメ・CG・カーデザインなどのプロを育成する専門学校です。東京コミュニケーションアート専門学校の学費について、概要や学科・コースの紹介、利用可能な奨学金情報などを交えてご紹介します。
東京コミュニケーションアート専門学校の概要
東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)は、3年制・4年制カリキュラムでデザイン・マンガ・ゲーム・アニメ・イラスト・CG・ライトノベル・インテリア・プロダクト・カーデザインなど、様々なデザインのベストクリエーターを育成する学校です。
1988年の開校以来、企業と密に協力した「産学連携教育」を実践し、「職業実践専門課程」認定校として、現場に必要な実践的かつ専門的な能力を育ててきました。
目・耳・口・鼻・手の五感を使って全身で学び、創造的な活動を行うことが、学校を運営する滋慶学園グループの共通理念。情熱的に学び、業界最前線で活躍する上質なクリエーターを生み出します。
西葛西駅から徒歩1分にあるTCAの新校舎は、ポルシェやフェラーリ、マセラティなどのデザインを手がけてきた世界的インダストリアルデザイナーであり名誉学校長でもある奥山清行氏が率いるKEN OKUYAMA DESIGN監修のもと、googleなど世界的企業のオフィスを手がけるゲンスラー社がデザイン。学生たちが24時間使える最新設備が揃います。
入学した専攻以外にも希望科目を追加学費無料で受講できるWメジャーカリキュラムや海外実学研修を通じて幅広い技術を身につけることができ、業界とも強いパイプを持つことからも、希望者の就職率は20年連続で100%を達成しています。
東京都認可の専修学校であるため、奨学金制度の利用や、学生定期、学生割引券の購入なども可能です。
また4年制では、就職の際の待遇面でも大卒の「学士」とほぼ同等と見なされる「高度専門士」の資格が付与されます。
東京コミュニケーションアート専門学校の詳しい紹介はこちら東京コミュニケーションアート専門学校のオープンキャンパス
東京コミュニケーションアート専門学校の学科・コース
東京コミュニケーションアート専門学校には、将来の目標に合わせた23の専攻があります。
<TCAスーパークリエーター科(4年制)>
【スーパーテクノロジーワールド】
デザイン&テクノロジーマスター専攻:AI(人工知能)やVR(ヴァーチャルリアリティ)といった最先端テクノロジーを理解・駆使して多彩なアイテムをデザインし、ITを活用したトータルブランディングまでを身につけます。
メカデザイナー&CGマスター専攻:工業デザインの基礎を学び、メカのデザイン知識とCG技術を持つ映像作品のクリエーターを育成します。
コミックイラストマスター専攻:イラスト・マンガの制作だけでなく、プロモーション企画やセルフブランディングを行うスキルを養成し、SNSなどを通じて新たなイラストビジネスを創造する次世代クリエーターを目指します。
ノベル&シナリオマスター専攻:高度な文章表現力を身につけ、人の心を動かす物語を幅広いジャンルで生み出す小説家・ライトノベル作家、ゲームシナリオライター、マンガ原作者、WEBライター、編集者などを目指します。
家具デザイン&テクノロジーマスター専攻:スケッチやCG、CAD技術から物体の成り立ち、形の美しさを見極めるデザイン能力までトータルに学び、モノと空間のデザインを通じてこれからの暮らし方を提案できるデザイナーを育成します。
【スーパーeエンターテイメントワールド】
ゲームグラフィック&イラストレーションマスター専攻:コンセプトデザイン、キャラクターデザイン、背景デザイン、デジタルスカルプティング、3DCGから映像演出まで幅広く総合的に学び、高度な画力とCG技術を身につけたゲームデザイナーマスターを育成します。
ゲームプログラマー・プランナー&VRマスター専攻:産学連携教育と海外専門留学によって、コンセプトワークやプランニングのスキルを磨くことはもちろん、世界のエンターテイメント界のルールや権利問題などを理解し、ワールドワイドなヒット作品を生み出すスキルを養います。
ゲーム・動画データサイエンティストマスター専攻:ゲーム会社や動画配信サイトに蓄積されたビックデータを分析・解析し、問題解決・新規提案のコンサルティングを行うデータサイエンティストと、データの分析・解析を行うAIエンジニアの両方の力を育成します。
VFX・CG・映像マスター専攻:ハリウッドを舞台に数々の超大作を手がけてきたトップクリエーターであるマット鈴木先生から、最先端の映像制作のノウハウを学び、映像業界を牽引するトップクリエーターを目指します。
アニメーションマスター専攻:アニメーションの未来の名作を「クールジャパン」から世界へ送り出すトップクリエーターを育成します。
<自動車デザイン科(4年制)>
【自動車デザインワールド】
カーデザイン専攻:エクステリアデザイナー、インテリアデザイナー、カラーマテリアルデザイナーを目指します。
カーモデル専攻:フィジカルモデラー、デジタルモデラー、ハードモデラーを目指します。
二輪デザイン&モデル専攻:二輪デザイナー、二輪フィジカルモデラー、二輪デジタルモデラーを目指します。
<クリエーティブデザイン科 (3年制)>
【デザインワールド】
グラフィックデザイン専攻:デジタル技術を身につけ、グラフィックデザイナー、Webデザイナー、パッケージデザイナーなどを目指します。
イラストレーター専攻:イラスト制作の力を伸ばし、それを活かすデザインを学んでイラストレーターやキャラクターデザイナー、グラフィックデザイナーなどを目指します。
【マンガ・イラストワールド】
デジタルイラスト・マンガ専攻:デジタルイラストのスキルを駆使して魅力的なイラスト・マンガ制作を習得し、イラストレーターやマンガ家、キャラクターデザイナーなどを目指します。
マンガ専攻:高い画力やマンガ家としての表現力を身につけ、多様化するマンガ業界で売れるマンガ家を目指します。
コミックイラスト専攻:イラストとマンガを基礎力から身につけ、アナログ・デジタルを双方を活用できるイラストレーターや、イラスト技術を活かした就職を目指します。
<eエンターテインメント科(3年制)>
【ゲームワールド】
ゲームグラフィック&キャラクター専攻:業界が求める画力とCGスキルを身につけ、魅力的なキャラクターを生み出すゲームデザイナーを育成します。
ゲームプログラマー専攻:AIやVRなど最新技術を柔軟に取り入れ、売れるゲームを作るプログラミングのプロフェッショナルを育てます。
【CG・映像・アニメワールド】
3DCGクリエーター専攻:最先端の3DCGを学び、映画、映像、ゲーム、イベントなどのエンターテイメント分野、工業デザインや医療業界など幅広いフィールドで活躍できるクリエーターを育てます。
アニメーション専攻:ハイレベルな画力と最新制作技術をマスターし、人気アニメを作れるクリエーターを目指します。
動画&映像クリエーター専攻:デジタル技術と企画・制作を学び、世界中の人を楽しませるYoutuberをはじめ、映像、動画のクリエーターとして活躍できる人材を目指します。
東京コミュニケーションアート専門学校の学費内訳
東京コミュニケーションアート専門学校の学費を見ていきましょう。
<TCAスーパークリエーター科 (4年制)>
■1年次 納入合計額:1,535,800円
・入学金:100,000円
・授業料:690,000円
・施設維持費:350,000円
・総合演習費:330,000円
・キャリア教育振興費:65,800円
■2・3・4年次 納入合計額:各1,535,800円
・授業料:790,000円
・施設維持費:350,000円
・総合演習費:330,000円
・キャリア教育振興費:65,800円
<自動車デザイン科 (4年制)>
■1年次 納入合計額:1,700,800円
・入学金:100,000円
・授業料:890,000円
・施設維持費:350,000円
・総合演習費:295,000円
・キャリア教育振興費:65,800円
■2・3・4年次 納入合計額:各1,700,800円
・授業料:990,000円
・施設維持費:350,000円
・総合演習費:295,000円
・キャリア教育振興費:65,800円
<クリエーティブデザイン科、eエンターテインメント科 (3年制)>
■1年次 納入合計額:1,535,800円
・入学金:100,000円
・授業料:690,000円
・施設維持費:350,000円
・総合演習費:330,000円
・キャリア教育振興費:65,800円
■2年次・3年次 納入合計額:各1,535,800円
・授業料:790,000円
・施設維持費:350,000円
・総合演習費:330,000円
・キャリア教育振興費:65,800円
東京コミュニケーションアート専門学校ならではの費用(教材費や実習・海外研修等)
創造力を学ぶため、ミラノ、ロサンゼルス、パリで海外研修を行います。実施年度により、期間・行程・訪問先等が異なります。2年生以上を対象とした交換留学プログラムもあります。
東京コミュニケーションアート専門学校で使える奨学金・学費サポート等について
<高等教育の修学支援新制度>
専門学校東京コミュニケーションアート専門学校は、国の高等教育の修学支援新制度の対象校です。
世帯収入や資産の要件を満たし、学ぶ意欲がある学生を対象に、授業料等減免と給付型奨学金の支給を、国が支援します。
給付型奨学金は、進学前から高校などを通じて、日本学生支援機構(JASSO)へ申し込むことができ、授業料等減免は、入学時に進学先の学校を通じてJASSOへ申し込むことができます。
支援額は、世帯の収入がどのくらいか、進学先の学校の種類(大学か、短期大学か、高等専門学校か、専門学校か)、自宅から通うか、一人暮らしかによって異なります。
自分が対象となるか、どのくらいの給付型奨学金が受けられるかは、日本学生支援機構のホームページでシミュレーションすることができます。
<日本学生支援機構奨学金制度>
第一種奨学金(無利息)と第二種奨学金(有利子:卒業後年3%を上限とする)からなる貸与型奨学金があります。学力と家計による基準があり、利息付の第二種の方が、選考基準が第一種よりゆるやかです。
【第一種・無利子の貸付額】
自宅通学者(月額):53,000円、40,000円、30,000円、20,000円より選択
自宅外通学者(月額):60,000円、50,000円、40,000円、30,000円、20,000円より選択
【第二種・有利子の貸付額】
月額20,000~120,000円(10,000円単位で希望貸与金額を選択)
※最大年利3%
<学生社員制度>
学校近辺の飲食店の接客業務などをしながら進学の経済的負担を軽減する制度です。例えばサッポロライオンでは、社員寮に安価で入寮でき、毎月の給与のほかに通学・通勤に必要となる交通費が支給されます。
また、地方自治体の奨学金制度、生活福祉資金貸付制度、母子福祉資金・父子福祉資金、低金利で利用できる国(日本政策金融公庫)の教育ローン、信販系教育ローン、銀行系教育ローン制度、新聞奨学生も紹介しています。