HOME職業一覧 > 官僚

官僚になるには

某国民的アイドルグループの父が元官僚ということでも一時注目を集めたのでなんとなく官僚を聞いたことがあるという方も多いかもしれません。

そのような官僚になるために必要な資格や条件はあるのでしょうか。
官僚になるまでの流れも含めて確認していきましょう。


まず、官僚とは一般的には霞が関にある省庁に務める国家公務員の中でも出世した人をさします。

官僚になるには国家総合職試験に合格し、中央官庁に就職し、出世する必要があります。

日本の主な象徴である内閣府、厚労省、財務省、経産省、総務省などに勤務しトップ層に君臨するのが官僚の仕事となります。

よく何か大きな事件などが起こった時に政治家の方がテレビ中継で様々な意見や対応について述べていることがありますが、その裏で官僚は昼夜問わず情報収集や対応に追われていることになるわけです。

ちなみにこちらの官僚になるためには国家公務員の試験を受ける必要があります、しまた一次試験や二次試験についても突破することが必要となります。

試験に合格後に関しては面接のような形で官庁訪問し、内定をもらうとやっと就職になります。全国から非常に優秀な人材が集まる場所となりますので、必然的に試験の志願者は難関国立大や有名私大出身者が集まり、出世争いなどは非常に激しいというのが官僚の世界です。

官僚の仕事内容

それではそんな官僚ですが、どのような仕事内容なのでしょうか。こちらも具体的な部分を確認していきましょう。

官僚は実務レベルで法律案や政策の作成、税金の使いみちを決める予算案の作成などが主な仕事となり、省庁によってより専門性の高い意思決定を行うのが官僚です。

主に課長以上で官僚とよばれ、審議官や局長、事務次官と上に行くほどより高度な意思決定を行うことになります。この場合は高級官僚とも呼ばれますね。

その他外務省の官僚などについては、国内外で起きた様々な事件やインシデントについて情報収集をいち早くを行い、そしてその情報を昼夜問わず例え深夜や早朝であっても大臣に伝え、そしてその意思決定を大臣からトップダウンで降りてくると、さらに様々な対応に追われるというようなケースもあります。

よく官僚は9時から5時までの仕事ですぐ帰ることができるというイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、それはまずありえません。

国内外でいつインシデントが起こるかはわかりませんから、東京の官僚などについては昼夜問わず働くことが必要となりますので、どうしても24時間体制で業務にあたるという覚悟が必要になるわけです。

官僚の収入

それではそんな官僚ですが、どのようなお給料をもらっているのでしょうか。こちらも確認していきましょう。

当然のことながら公務員ということになりますので、給料に関してはある程度人事で決定されています。

また昇進によって年収や収入を上下することになりますが、官僚の卵ということで新卒ぐらいの年代の時には年収で550万円前後の給料がもらえることとなり、役職につくと年収は1000万円を超えることになります。

目安としては平均で1400万円前後が官僚の年収ということになるわけですね。また高級官僚になると2000万円以上の収入を得ることができるケースもあります。

官僚の評判

官僚という職業の評判はどうでしょうか。

やはりこちらは国家公務員で、さらに日本の集中的な部分に勤務するということで花形的な部分もあり、その評判に関しては悪いわけがありません。

ただし若い頃に関してはお給料もそこまで高くなく、非常に激務というイメージがつきまといますので、そういった部分で何かと心配されるということはあるのではないでしょうか。

官僚の将来性

官僚という職業の将来性について考えてみましょう。

こちらの職業については、まず間違いなく職業自体の将来性という部分で考えるのであれば先細りすることは絶対にありえませんし、日本という国があり続ける限りはこの仕事はなくなりません。

そして官僚というキャリアの部分で将来性を考えていくのであれば、官僚を辞めた後にタレントやコメンテーターなどになることも出来ますし、またこれらのコネクションなどを利用して会社を立ち上げるという方法ももちろんあります。そう言った部分から一度官僚になると様々な選択肢が人生の中に広がるということが言えるのではないでしょうか。

掲載者情報

官僚になるには
◆文責:七文(ななみ)
◆公開日:2018年5月28日 22:00
◆更新日:2018年5月28日 22:00

Copyright 2018 -
 学ラン -専門学校・スクール学費ランキング-

【ランキングの順位について】
ランキングの順位は原則Googleでの検索ボリューム及び当サイト内のクリック数といった客観的な情報に基づいておりますが、
一部最新でない場合や更新状況の影響による事実と異なる場合がございます。
総じて以下のような書き方とさせていただいております。

B!