HOME職業一覧 > カイロプラクター

カイロプラクターになるには

日本においてカイロプラクターになろうとした場合、特に必要な資格は存在しません。そのため、誰でも自称することができ、名刺にカイロプラクターと記載すれば、カイロプラクターになること自体はできます。しかし、2010年からは日本においても、カイロプラクターの認定制度が始まりました。そのため、現在においては 日本カイロプラクティック登録機構が行う、カイロプラクター認定制度により認定された人物がカイロプラクターを名乗ることが一般的です。

日本においてもこのように徐々に制度化が始まってきておりますが、アメリカをはじめとした世界40カ国では、すでにカイロプラクターは法律で定められた職業であり、ひとつの重要な資格となっています。

カイロプラクターの仕事内容

カイロプラクターの仕事内容は、カイロプラクティックの施術です。カイロプラクティックは、脊椎ヘルスケアに役立つ療法としてアメリカで開発されたものであり、カイロプラクターは、自身の手を用いて、患者の背骨に対するアプローチを行い健康を取り戻すサポートをする職業ということができます。

また、カイロプラクティックは、整体とよく混同されます。整体もカイロプラクティックも、手や腕を用いて患者の体の歪みを矯正するという点では同じだからです。しかし、生体とカイロプラクティックには、発祥した国がどこであるかといった違いがあります。整体は中国等で培われてきた技術ですが、カイロプラクティックはアメリカが発祥です。また、前述した通りカイロプラクティックは主に背骨に対してアプローチをしていきます。

カイロプラクターの収入

カイロプラクターは、多くの場合独立して開業されます。そのため、収入は個人の力量や、集客技術により大きく左右されます。平均的な年収を見ると、カイロプラクターとして独立した人の年収は300万円から400万円であることが多くなっています。独立当初は月収20万円を切ることがあっても、良質な技術を提供していると顧客が付き年収は右肩上がりになることが期待されます。

カイロプラクターの評判

カイロプラクティック自体が、日本においてはまだ法制化されていないため、カイロプラクターという職業の認知度は低いです。しかし、諸外国においては大きな知名度を誇る職業であり、日本においても民間団体による制度化が進むなど、カイロプロップラクターに対する認知度はこれから高まっていくことが期待されます。また、カイロプラクティックはアメリカが発祥であり、通常の整体に比べると物珍しさがある施術方法です。そのため、口コミやSNSによる広がりがあれば、一気にカイロプラクターの知名度が高まる可能性も存在します。それほど認知されていない分野だからこそ、将来の期待は大きいのです。

カイロプラクターの将来性

カイロプラクターの将来性は比較的高いということができます。それは、カイロプラクティックという施術方法が日本ではまだまだ知名度が低く、これから発展していく可能性があるためです。また、昨今ホワイトカラーの労働者の多くは一日8時間滋養椅子に座りっぱなしでデスクワークを行うといった状況が増えています。そのため、背骨や頸椎に対する施術のニーズは高まってきています。これらの点を踏まえると、カイロプラクターの将来は決して悲観的なものではありません。これからどんどんカイロプラクターに対する知名度とニーズが高まっていくことでしょう。今後は、カイロプラクターとは患者にどのようなメリットを与えることができる職業なのかという点をアピールし、市場を開拓していく必要背があります。

掲載者情報

カイロプラクターになるには
◆文責:七文(ななみ)
◆公開日:2018年05月29日 12:00
◆更新日:2018年05月29日 12:00

Copyright 2018 -
 学ラン -専門学校・スクール学費ランキング-

【ランキングの順位について】
ランキングの順位は原則Googleでの検索ボリューム及び当サイト内のクリック数といった客観的な情報に基づいておりますが、
一部最新でない場合や更新状況の影響による事実と異なる場合がございます。
総じて以下のような書き方とさせていただいております。

B!