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漫才師になるには

この仕事に就くにあたって必要な事を紹介します。

漫才師という仕事は「お笑い芸人」という仕事の中の細かな分類にあたります。
まずはこのお笑い芸人という職業を目指すところから始まります。
そこで大事なのが、あくまで漫才師は「漫才のみ」を仕事とする職業のため、一緒に仕事をするパートナーとの話術のみでいかに観客に笑いを起こすか、話す力をいかに学ぶかというところです。
決して簡単な話ではなく、「話す力」「話を構成する能力」これに秀でた人だけがなれる職業なのです。

この職業を目指すのに資格なども必要ないため、挑戦するチャンスは誰にでもいつでもあります。
学校を卒業してから目指す人、会社員をしながら目指す人、その道のりは様々です。

その中でも多くの人が漫才師になるために経由するのが「養成所」と呼ばれるところです。
これはお笑いを専門的に学ぶいわば専門学校のような存在であり、多くの人がここで「笑い」に対する知識や経験を積んで各々の道へ進みます。
独学でも養成所へ通ってもでもなりたいと言う気持ちを持つことに変わりはありませんが、漫才師にとって重要な存在となる「相方」を見つけるために、養成所はもっとも適した環境といえるかもしれません。さらにこの養成所を卒業してオーディションなどへ挑戦し、各事務所へ所属をする、といった道筋が見えてくる場合もあります。

漫才師の仕事内容

漫才師としての仕事はずばり「漫才をすること」この一点です。
その場所は様々ですが舞台や劇場などで行うものから、実力が認められ有名になってくるとテレビなどのメディアで活動できることもあります。
多くは拠点とする地域を定めて、そこで大小様々な劇場での活動を行うことがほとんです。ときには地方へ足を運び、イベント会場やステージなどで漫才を披露することもあります。

あなたが知っている漫才師やテレビでよく見る方たちなどは、多くの経験を積み努力を重ねた上で、多くのメディアに出演することができています。
一見、華々しく思える仕事で、めざすのも簡単にもみえるかもしれませんが、決してそうではないことを知っていただきたいです。

漫才師の収入

この仕事の収入は一定ではないことがほとんどです。更にその収入の幅も活躍によってく大きく変わります。
多くの人に知られるような活躍できるひとたちとなると、年収数千万円~数億円も稼ぐことができる人もいます。ただし、これはほんの一握りの人であることは容易に想像できるでしょう。

おおくの人は月収でも10万~20万円、それに満たない方もいます。アルバイトなどを掛け持ちして生活する、といった話もよく耳にするでしょう。
オーディションやグランプリなど、大きな場で活躍し、1年2年と年収が跳ね上がることもあれば、気がつけば収入がなくなるということも存分にあり得る厳しい職業です。
いかに努力を続け話術を磨き、多くのファンを増やすことができるか、というのが収入にもつながっていくでしょう。

漫才師の評判

多くの人が、この職業は「才能によって左右される」という印象を持ちます。これは間違いではなく、その人の持つ才能を活かすことが必要な職業です。しかし、漫才師としての力は決して才能だけでなく、向上心をもって努力を続けるかが大切といえるでしょう。テレビで見た誰かに憧れて目指し、そしていつかそれが今度は自分の役目になる、そんな夢のある職業ではないでしょうか。

漫才師の将来性

この漫才師としての仕事はテレビで見ることも多く、廃れることもない職業でしょう。
多くの人たちが目指しては挫折し、また立ち上がって目指し…そんな人たちが多く溢れています。人々の生活のひとつにもなりうる「笑い」を提供する職業、として夢をもち目指す人はこれからもたくさん生まれることでしょう。
そして、そんな人達がいる限り、この職業はなくならないのです。

掲載者情報

漫才師になるには
◆文責:七文(ななみ)
◆公開日:2018年05月30日 22:00
◆更新日:2018年05月30日 22:00

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