土木作業員になるには

土木作業員になるには、まずそもそも何をすればいいのでしょうか？

土木作業員になるには、基本的には特別な学歴も資格も必要ありません。土木作業とは基本的に現場仕事となるため、現場にて親方や出来る方から直接指導して覚えていくスタイルで成長していくためです。
資格に関しては作業場必要な資格を取得する必要があります。
しかし資格取得には現場での経験が不可欠であり、実際の現場での作業や重機の操縦に必須な免許も就職してから取ることが可能なため、資格を持っていない未経験者の雇用もとても多い業界です。
ですが、工業高校、専門学校、大学などで土木作業関連の勉強をしてから就職することも可能となります。

基本的に一日8時～17時までのお仕事となります。仕事内容といたしましては現場に出て力仕事や重機を運転して行う仕事がメインになります。
とくに現場での経験があまりない方や、必要な重機や作業の免許などを持っていない方は、基本的に力仕事をやることが多いです。
現場仕事での仕事経験を積み、重機の免許を取得すれば重機等の運転を任せられパワーショベルなどを利用して仕事をすることがメインとなります。
しかし、重機類を使用する作業は常に危険を伴うため、重機を運転する人は、最新の注意を図り、周りと常に連結して仕事をすることになります。

土木作業員として生きていくと、大体1ヶ月あたりのお給料はどのくらいで、年間あたりどのくらいの年収になるのでしょうか？
土木作業員の平均年収ですが300万前後が多いようです。
基本的に日曜日しか休みがないため一般のサラリーマン等と比較すると少ないと言えるでしょう。
しかし資格や免許を取り、特殊な仕事をこなせるような作業員は基本給も上がり所得自体が上がる場合があります。
ですので、現場仕事をする場合現場で確りと知識や経験を取りそれを資格取得に役立てることが高収入への近道となるでしょう。
経験があって何でもできる、だけでは給料が上がりません、残念ながら今の現代資格があって初めてその仕事をすることが出来るので、収入アップを考えるのであれは資格を取得することをお勧めします。
又、最終的には国家資格である「土木工事管理技士資格」を取得することを強くお勧めします、この資格は現場での経験が必要なうえ、合格率が低いとても難しい国家資格になります、この資格を取得すれば間違いなく給料面に反映される事でしょう。

あなたのイメージとして、土木作業員はどんな印象を持っていますか？そして、周りの人は土木作業員という仕事に対してどんなイメージを持っていると思いますか？

土木作業と考えると常に汚れているだとか汚い仕事ってイメージがありますよね。
確かに土仕事などが多いので汚れはあるかもしれませんが、皆さんが住んでいる建物はすべて土木作業員が居たからこそ、その建物に住めるといったことを忘れてはいけません。
現代社会において高層ビルや家が建てられるのは土木作業員が居るからなのです。

現代社会において新規で建物を建て、基礎工事を行って新築のマンションやビルを建てる工事よりも、今まで昭和の時代に作られてきた橋や、トンネル、高層ビルなどのメンテナンスが多くなると考えられます。
勿論新規で建てる場合にも土木作業員は必要ですが、なによりも今現代生活するのに必要な物をメンテナンスするのがこれからの時代圧倒的に増えることは間違いありません。
そのためには当然土木作業員の力が必要になるため将来性は間違いなくあります。
又最近の公共工事は社会保険に加入していないと現場に入ることが出来ないので。会社の福利厚生も昔と違いとてもいいと言えるでしょう。