農家になるには

農家になるには、まずそもそも何をすればいいのでしょうか？

なんといってもまずは土地が必要になります。土地がないと農作物を育てることはまずできません、それから農作物を育てるためには土地を耕す重機が必要になります。

もちろん重機を運転するわけですので、重機の免許証が必要になります。
重機を必要としない場合そのような資格は一切必要ありませんが。車は必需品と言えるので最低でも普通免許証は取っておいて損はないです。

それから「農家資格」といったものが必要になります。
新規で農家を始める場合には市町村農業委員会に確定申告書や営農計画書などを提出し許可が得れると農家資格を取得することが出来ます。

この農家という仕事はどんな仕事か、想像したことはありますか？何か知っていることはありますか？

農家の仕事は野菜を作ることと思っている方も多いと思いますが、野菜を作るまでの過程を考えたことのある方はどれだけいることでしょう？
野菜を育てるにあたり、重機を使って土を耕すことから始まります。

耕し肥料をやり、上質な土を作り始めて作物は育ちます。そのあとに育てる作物の種を植え、天候などを気にしながら作物を育てそれを販売して初めて現金収入を得ることが出来ます。
農家の仕事は皆さんが思っている以上に重労働なのです。

また一年を通して、天候や自然環境との戦いになるのでとてもやりがいのある仕事と言えるでしょう。

農家として生きていくと、大体1ヶ月あたりのお給料はどのくらいで、年間あたりどのくらいの年収になるのでしょうか？

これらの給料に関しては作物とそれを耕す土地の大きさによって変わってくるので一言にいうことはできませんが、一般的に単位面積あたりにおいて農業所得を計算しています。

なにそれ？と思う方が多いと思いますが例えば大根を１０本作った農家とキャベツを１０玉作った農家では売り上げが違いますよね。

所得だけを見るのであれば一定の面積でどの作物を植えればどれぐらいの所得になるか、といった表があります。 「農林水産省大臣官房統計部 年産品目別経営統計」
農家の平均年収は５００～７００万と幅広い額になっております。
こちらは先ほど書いたとおり、同じ面積でも作る作物によって金額が違うからです。

あなたは農家をどのように思っているでしょうか？
大きい土地をもっている、お金持ちの人が多い、田舎暮らし、虫が多い、等いろいろな意見があると思いますが農家の皆さんは私たちが食べるものを作ってくださっているのです。

農家さんが居なければ私たちは食べるものがないといっても過言ではありません。最近では無農薬での作物や作物の生産地などが判断できるように販売されている作物も多いですね。

それだけ食の安全に配慮してくださっている農家の仕事はとても魅力的で、やりがいのある仕事だと思います。

これから農家を新規でやりたい方にとってはとても気になる要素の一つですよね。やってみたけど将来性がなくて失敗した、では困りますもんね。
では農家の将来性とはなにか？

一般的に今の時代に最も多いのが、跡取りが居なくてこまる。ではないでしょうか？
土地や重機はあるけど子供が農家を継いでくれない！よくテレビやニュースで見かけることがあります。

確かに自分が年を取れば体が動かなくなりますし、より重労働がきつくなります。
そんな時に数多くの土地をとても一人では耕すことが出来ず、泣く泣く農業を引退する方も多いようです。
将来に不安のある方は、自分の人生設計を確りと決めたうえで行動をするほうがいいかもしれませんね。