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漁師になるには

漁師になるには、まずそもそも何をすればいいのでしょうか?

漁師になる方法としては大きく分けて二つのパターンがあります。
船を持っている方に雇ってもらい漁を行う、もしくは自分で船を購入して漁師になる方法があります。前者であれば特別必要な資格や免許は必要ないことがほとんどです。

自分で船をもって漁に出るのであれば、船舶免許、海上無線、漁業権などが必要になってきます。それに伴い当然資金を調達しなくてはいけませんので。漁師になりたい方はまずは遠洋漁業など各地の漁業組合で採用されて漁に出ることをお勧めします。
また自分が何の漁をしたいのかを明確にする必要がありますね。

漁師の仕事内容

漁師の仕事はとても朝が早いです。なぜかと言うと魚は朝方に行動することがとても多いからです。また取ってきた魚を売るためには一般の業者が買い付けに来る前に魚を下ろさなくてはいけませんので、朝2時や3時起きが普通の世界と言えるでしょう。

また、海上での天気や波、潮の流れを気にしながらの仕事ですので常に命がけと言っても過言ではないでしょう、自然相手の仕事になりますのでその日の天候や潮の流れによって取れる収穫量も変わってくることは言うまでもありません。魚が多く取れればそれだけの収入になるし、逆にまったく魚が取れなかった場合収入は少なくなります。

主な仕事の流れとしては朝早くに港から漁に出航、定置網などを引き上げて魚を取ります。
その後、とれた魚を漁業組合に持っていき収益を上げるといった形になります。
また海が時化た時や台風が迫ってきているときは漁に出ることが出来ないので休日となります。

漁師の収入

漁師として生きていくと、大体1ヶ月あたりのお給料はどのくらいで、年間あたりどのくらいの年収になるのでしょうか?
皆さん働くうえでとても重要視するてんですよね、漁師とは漁をする魚や時期によって収入が変わる仕事です。

皆さん年末に特番でやっている大間の一本釣りマグロ漁師のテレビをご覧になった方はいますか?
一本つれればそれなりの金額になることは間違いないのですが、自然相手の職業のためまったくつれない場合も可能性としてはあります、その場合その日食べていくこともできなくなるのが現実でもあります。

ではどうしたら収益になるのかお話ししましょう。遠洋漁業などで仕事に出る場合月給30万程度が保証される組合も数多くありますので、遠洋漁業の場合年収400万程度は稼ぐことが出来るでしょう。しかし一度漁に出ればなかなか帰ってくることが出来ない過酷な環境下で過ごすことになります。

一方、沿岸魚表では毎日帰ってくることはできますが、その日の獲れた水揚げ量で収入は大きく左右されます。一般的に200~300万円が年収と言われています

漁師の評判

あなたのイメージとして、漁師はどんな印象を持っていますか?
朝が早い、命がけ、美味しい物が食べられる、海の男、等いろいろな意見がありそうですが、正直自然を相手にしている仕事なので、不定休ですし収入もその時期によって違うので常に不安定な生活を強いられることは間違いありません。

漁師の将来性

ところで、漁師という仕事将来性があるのでしょうか?

今の時代海に出て漁をしなくても養殖といった手段で魚を取ることが可能になってきている時代ですよね。
もちろん高齢化社会が続くにつれて、漁師の数も減ってくるのは確実でしょう。
そのため、若い漁師などはとても長保される存在であることは間違いありません。

又、海があれば仕事をすることが可能なわけですから。一般の会社のようにつぶれるといったことはまずないでしょう。しかし魚が取れなくて廃業に陥るといったことはあるので注意が必要です。

掲載者情報

漁師になるには
◆文責:七文(ななみ)
◆公開日:2018年5月28日 15:00
◆更新日:2018年5月28日 15:00

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