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臨床検査技師になるには

高校生が臨床検査技師になる為には、臨床検査技師の国家試験に合格して国家資格を取得する必要があります。臨床検査技師の国家試験に挑む為には受験資格を得る必要もあります。

受験資格を得る方法は、臨床検査技師を養成する3年制の短大か専門学校、もしくは同じく臨床検査技師を養成している4年制大学に進学して所定の課程を修了させることのどちらかです。なお、国家試験は毎年1回しか実施されないので、もしもその年に不合格になってしまうと来年まで待たなければならないので注意しましょう。

国家試験は午前と午後の問題を合わせた200問で、200問中120問以上正解していれば合格となります。試験範囲もかなり広いですが、養成学校で専門知識など様々な勉強をしっかりとやっていれば合格出来るレベルだと言えるでしょう。合格率も70%とやや高めなので、短大や専門学校、大学に進学したら国家試験の合格を目指して頑張りましょう。

無事に国家試験に合格したとしても、その時点ではまだ臨床検査技師になれたわけではありません。その後に免許の申請をして臨床検査技師名簿に登録されて初めて臨床検査技師を名乗ることが出来ます。

臨床検査技師に求められるのは正確無比とも言えるほどのデータ分析力と絶対にミスが出来ないことに対する責任感、そして異常がないか細かく調べられる集中力、研究に熱心になれるかどうかです。

特にデータの分析力は何よりも重要なことであり、一つのミスが命取りになることもあります。したがって絶対にミスが出来ないのはもちろん、様々なデータを分析してあらゆる面から些細な病気のサインを発見したり、どのような状況なのかを見極めなければならないでしょう。

臨床検査技師の仕事内容

臨床検査技師が行う仕事は、主に患者の身体の状態を知る為に様々な検査を行うことです。基本的に問診は医師が行うものですが、臨床検査技師は患者の状態を客観的に診る為に必要不可欠なもので、病気の早期発見や早期治療を可能にするのが目的です。

時には患者が自覚していない異常にも気づくなど、検査データから様々な情報を読み取らなければなりません。検査データの結果によっては病気の兆候や身体の異変などが発見出来る為、そのデータを医師に伝えることが臨床検査技師におけるサポートとなります。

臨床検査技師は専門の認定資格を取得することが可能です。がんの早期発見が出来る細胞検査士や超音波検査が出来る超音波検査士などの専門的な資格を取得することにより、多様化する検査方法に対応することが出来ます。患者の状態によっては高度な検査が要求される為、臨床検査技師の存在は患者の命を結果的に救う為に最重要となります。

臨床検査技師は主に検体検査と生理機能検査を行います。検体検査では主に尿検査を初めとする一般検査や血液検査、免疫検査、輸血検査などを行い、数値や細胞などに異常がないか、アレルギーがないかどうかなどを調べます。次に生理機能検査は心電図検査や呼吸機能検査、脳波検査やエコー検査など、患者自身に対して行うのが基本です。

生理機能検査では患者の一挙一動に注目して何か些細な問題がないかを調べる為、精密なチェックが要求されるでしょう。

臨床検査技師の収入

臨床検査技師の収入は勤続年数や勤務先の規模によって変わります。大きな収入を得たいなら、最初から規模が大きい勤務先に就職した方が良いでしょう。100人未満の職場だと年収が400万弱なのに対し、1000人以上の大規模な職場だと500万ほどの年収になることがほとんどです。

基本的に勤務先の種類によって収入が変動するとはいえ、規模が大きい方が収入面だけでなく手当や賞与の面でも有利に働けるでしょう。そこに勤続年数が上乗せされれば、年収が600万や700万になることも珍しくありません。自分がいかに長く働き続けられる環境かどうかが重要になるでしょう。

臨床検査技師の評判

臨床検査技師の評判は基本的に良い傾向にあります。これから先もずっと安定して働けるわけではありませんが、就職先によっては高い収入が得られるので安定した生活が送れますし、患者に異常がないか調べる責任重大な仕事だからこそのやりがいを求める人もいます。

病院の第一線で働ける職業なので、直接患者の異常を治療するサポートがしたい人にとっては天職だと言えるでしょう。

臨床検査技師の将来性

一方で臨床検査技師の将来性は厳しい状況です。その理由は、高度な検査機器が導入されてきていることにあります。高度な検査機器があれば人の手で行っていた検査が必要なくなる恐れがある為、臨床検査技師を雇わなくてもよくなってしまうのです。

ただ、これは病院にこだわって働きたい人に起こり得る問題なので、病院から一線引いて就職先を探すことで解決出来る可能性があります。その場合はより就職先によって収入が変動しやすいので注意する必要があるでしょう。

また、人間を相手にする臨床検査ではなく、ペットの臨床検査を行う職業に就く道もあります。これからもペットを飼う人が増えてくる中、大事なペットの病気を早期発見した早期治療を行うなど、様々な活躍の場があります。

掲載者情報

臨床検査技師になるには
◆文責:七文(ななみ)
◆公開日:2017年12月11日 10:55
◆更新日:2017年12月11日 10:55

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