まず、マジシャンになるための条件から見ていきましょう。
マジシャンになるには、学歴や資格などは必要ありません。資格というよりはマジックが出来なければ話になりません。
ではそのマジックをどのようにして身に着けていくかですが、方法はいくつかあります。
1.プロのマジシャンに弟子入りする
正直、お客様に魅せる方法も含め、腕を磨くには一番早いかも知れません。
ですが、プロのマジシャンと出会い、知り合いになり、弟子入りさせてもらうところまでが高いハードルです。
もちろん弟子入りしてからが本番です。
プロマジシャンの仕事のアシスタントをしながら、マジックのスキルを磨いていく必要があります。が、マジシャンになるにはそれくらいの覚悟が必要ということですね。
2.養成学校、マジック教室に通う
実は、数は多くありませんが、国内外にマジシャンの養成学校があり、マジック教室は国内でもそれなりの数があります。
こういったマジックを教えてくれる場に通い、技を磨くのもひとつの方法です。
教えてくれる人の中にはもちろんプロの人もいますので、マジックの腕を磨くという点ではプロのマジシャンに弟子入りするのと大差ないでしょう。
違いは、費用がかかるか、少なくても給料をもらえるかの違いです。
3.独学
後は独学です。
これができるのはマジックが好きで日ごろから自分でマジックを考えてみたり、実践してみたりしてる人だけです。
マジックをやっているテレビ番組を録画し、それを何度も繰り返し見て、どのようにやっているのか見破って、自分でやってみたり、マジックの本を買って勉強をしたりという方法です。
最近ではマジックバーのようなマジック好きが集まる場が増えてきているのでそういったところで技を磨いていくのも有効ですね。
このようにしてマジックの技を身につけるのが最低条件となります。
ただし、いくら技を身につけたところで仕事が無ければ話になりません。
技を披露してお金を稼ぐ場が必要です。
つまり、次に必要になるのは営業です。
フリーのマジシャンとして働く場合、知名度を上げていかないことには仕事をする場も増えていきません。
そのために飲食店や、人が集まる民間の施設に積極的に営業にいき、大勢の前でマジックをさせてもらうのです。
これをひたすら繰り返していき、知名度を上げていきます。
知名度が上がってくれば、テレビ企業やイベント会社などから声がかかり、飛躍的に人気が上がる可能性がでてきます。
フリーのマジシャンとは別に芸能事務所に所属するというパターンもあります。
芸能事務所に所属した場合は、営業などは主に事務所がやってくれることになりますが、人気を出すために日々努力は欠かせません。
フリーのマジシャンの場合も同じですが、人に覚えてもらうためには色々な工夫をしなければなりません。
挨拶を作ってみたり、衣装に特徴を出してみたり、時々笑いを取ってみたりと、やることはいくらでもあるのです。
このように、マジシャンへの道のりは決して楽な道のりではないのです。
マジシャン(手品師)になるには
マジシャン(手品師)になるために。
マジシャンという職業自体は皆さんよくご存知でしょう。
そんなマジシャンになるためにはどうすればよいのか、あまり想像できないものと考えます。
ここでは、マジシャンになる方法や、条件、収入面、評判、将来性について解説していきます。