高校生が国会議員になる為には、年齢制限を突破していればなることが可能です。正確には国会議員になる為に衆議院選挙か参議院選挙のどちらかに立候補する際に年齢制限が設けられており、衆議院選挙なら25歳以上、参議院選挙なら30歳以上であれば立候補することが出来ます。
年齢制限さえクリアしていれば立候補出来るので国会議員になるのは簡単だと思われるかもしれませんが、現実は全く甘くありません。実際に国会議員になる為には選挙に当選しなければならず、当選出来ない限り国会議員としては働くことは不可能です。
選挙に出馬するにあたり、他の候補者との差をつけなければ到底当選することは叶いません。出来る限り当選する可能性を高める為には、世の中の人々からどれだけの知名度を得ているか、非常に高い学歴や職歴があること、そして運です。どれだけ知名度が高くても学歴や職歴が恵まれていても、運が悪いと当選する可能性がなくなることもあり得るのが選挙です。
したがって国会議員になるには運を味方につけることも重要となります。国会議員になる際に必要な条件を地盤・看板・鞄と呼び、それぞれ人脈、知名度、選挙資金を表しています。この3つに気を付けていれば高確率で当選することが出来るでしょう。
選挙に出馬する際に政党に所属していたり無所属で出馬している人がいますが、この2つにはメリットとデメリットがあります。まず、政党に所属するメリットの場合、政党を支持する団体や全面的なバックアップ、豊富な選挙資金、政党の人気にあやかることが出来る為、選挙に当選する確率が高くなります。
しかし、政党に所属する場合だと政党自身が抱える問題に巻き込まれる形となる為、政党の不人気が自分の不人気に繋がりかねません。さらに自分の意見に関わらず政党の方針に従わなければならなかったりと、やむを得ない状況下で行動することになるでしょう。
無所属の場合、政党に所属しているわけではないので自分自身で知名度を上げるしか方法がありません。選挙資金も自分で用意しなければなりませんし、バックアップなどがあるわけでもないので当選するのは大変です。しかし、政党が抱える問題に巻き込まれることなく行動出来る為、何も問題をかかえていないまっさらな自分をアピールすることが出来るのが大きなメリットです。
また、選挙に出馬するまでは経験を積む為に地方議員として市議会議員、官僚、議員秘書のいずれかを目指すのが一般的です。
国会議員になるには
国会議員になるために。
日本を代表する職業である政治家、その中の国会議員になる為には相当な道のりや運に左右されると言えるでしょう。国会議員になるには、どんな知識や運が必要になるのでしょうか。
そこで、高校生が国会議員になる為にはどうすればいいのかをご説明します。