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介護ヘルパーになるには

 介護ヘルパーになるには、どのような資格が必要なのでしょうか?

結論から言うと、特に資格を取得しなくても、仕事はできます。本人になる気持ちがあれば誰でもできるのです。

しかし、ホームヘルパー(認定資格)や介護福祉士(国家資格)を取得したほうが、採用率は「グン」とあがるでしょう。

やはり、資格の有無で採用していることもあるので、そちらを検討した方がいいかもしれませんが、資格取得には当然授業料などのお金がかかってきます。経済的に苦しい場合は、無資格でも採用してもらえる施設を検討することになるでしょう。

介護ヘルパーの仕事内容

介護ヘルパーの仕事内容はどのようになっているのでしょうか。

 基本的に施設勤務となるので、24時間体制交代で仕事をしていきます。早番・日勤(日中)・遅番・夜勤(夜から朝までの勤務に分かれるシフト制です。

また、先ほど述べたようにヘルパー(助ける人)なので、「介助」が必要になる人を介助することになります。施設や病院などで生活(正式には入居者、患者といいます。ここでは入居者で統一します。)する方々を介助するわけですが、大まかに食事・排泄・入浴がメインとなります。

食事は、自分1人ではできない人、たとえば利き手を切断されている方や、事故などの後遺症で動かすことができない等々理由は沢山ありますが、できないことを補助的に支援するのが介護ヘルパーです。食べ物を口まで運び、入居者のペースに合わせて介助していきます。あくまでも「できないこと」を支援するので入居者ができることは手伝う必要はありません。入居者の身体の障害は様々ですので、できないところを補うこととイメージしてもらえればいいかと思います。


 次に排泄ですが、こちらも「できないこと」を支援します。自分でできる方は支援する必要はありません。こちらも支援方法は様々ですが、日中はトイレで排泄できますが、夜間おむつが必要な方は夜勤が決まった時間になれば居室に行き、排尿はあれば交換する援助をします。全く尿意・便意の感覚がない方は一日中オムツを着用しているので時間ごとに排泄があれば交換します。

 入浴に関しても同様です。だいだいの方は背中を洗う援助をすることが多いです。入居者が自分でできることは自身でしてもらうのは先ほど述べた通りです。

介護ヘルパーの収入

介護ヘルパーの収入はどのようになっているのでしょうか。

収入は決して高くはありません。13万~17万円くらいが平均だと思いますが、先ほど書いたように介護福祉士を取得していれば加算がある施設もあるようです。夜勤などをすると手当てが出ますのでもう少し収入があがるでしょう。大きい施設であれば賞与(ボーナス)があるかもしれませんが、賞与がでるのは正社員だけのところが多いです。最近の採用は、登録社員・パート採用が多いので狭き門になってきます。

介護ヘルパーの評判

介護ヘルパーの評判はどのようになっているのでしょうか。

こちらは千差万別です。やりがいをもって仕事をしている方と、なんとなくしている人では介護の「質」が違ってきます。評判は「汚い・臭い」など決して評判がいい印象を受けている人は正直少ないでしょう。しかし仕事としての評判は尊い仕事ということで非常に良いですね。

介護ヘルパーの将来性

介護ヘルパーの将来性はどうでしょうか。

 今、深刻な介護職員の不足です。そのため今後も、もっとニーズがでてくる職種です。今現在も実際に転職して介護ヘルパーになる方も多いです。それでもまだまだ不足しています。そのため、施設側がヘルパー取得に補助金を出すこともありますし、介護の経験を3年積めば介護福祉士の受験資格が取得できます。そうすると資格手当などがあたることもあります。今後超高齢社会に突入するので、仕事がなくなることはまずないでしょう。

掲載者情報

介護ヘルパーになるには
◆文責:七文(ななみ)
◆公開日:2018年5月28日 18:00
◆更新日:2018年5月28日 18:00

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