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パイロットになるには

パイロットには定期運送用操縦士と事業用操縦士と自家用操縦士の3つ種類がありますが、高校生がパイロットになるにはいずれかの資格を取得しなければなりません。定期運送用操縦士とはいわゆる様々な航空会社のパイロットであり、事業用操縦士は警察や消防などで出動するパイロット、自家用操縦士は自分が操縦する航空機のパイロットです。

その中でもメインとなる航空会社のパイロットを目指したいのであれば、高校を卒業した後に大学に進学するか、短大や専門学校、2年制の大学に進学するかの二通りから選ぶことになります。

大学に進学する場合だと、大学を卒業した後に好きな航空会社に就職し、そこで養成訓練を受けてパイロットになる為の国家試験に挑みます。二つめの方法は、短大や専門学校、2年制の大学を卒業した後に航空大学に入学することになります。在学中に様々な勉強をした上で資格を取得し、その後に航空会社に就職するという流れになります。

どちらも結果的にパイロットになる為の資格を取得することが出来ますが、航空会社に就職する前に資格を取得するか、後に資格を取得するかどうかの違いがあります。どちらも資格の取得の難しさに差が出るわけではないので、好きな方法を選びましょう。

高校生がパイロットを目指すにあたって注意しておきたいのが、学歴です。子会社であれば高校を卒業した後でもパイロットの養成試験を受けることが出来ますが、大手の航空会社の場合だと最低でも大学を卒業しているか、卒業する見込みのある場合のみにパイロット養成試験を受けることが可能です。

もちろんパイロット養成試験は試験内容が非常に難しく、その上採用数も少ないので誰よりも優れた知識や、いかにパイロットになりたいかを面接官に伝えられるかどうか、適性検査をクリア出来るかどうかが重要です。

ちなみに航空大学などに進学せず、独学で資格を取得する方法もあります。もちろん独学なので資格を取得するのは一筋縄ではいきませんが、々資格を取得するには多額の費用が必要となる為、自費で資格を取得していれば優先的に採用される可能性があります。

パイロットの仕事内容

パイロットは旅客機の操縦を行う為、多くの命を預かっているという強い責任感が求められます。それ以外にもどんな不測の事態にも冷静に対応出来る判断力や、常日頃から体調を万全な状態にしておける自己管理能力が高いことなども必要です。

もしも順調に資格を取得することが出来れば20代後半で副操縦士になれる可能性があるとはいえ、副操縦士になってからもやることや覚えることは山ほどありますし、ある程度年齢を重ねて機長になったとしても一切油断が出来ない仕事なのです。

主にパイロットが行う仕事は、何よりも安全で快適な飛行を行うことです。パイロットは滑走路を離陸して目的地に着陸するだけの簡単な仕事だと思う人もいるかもしれませんが、大勢のお客、または貨物を安全に目的地まで送り届けるにあたってやることは非常に多くあります。

まず、パイロットは航空機が離陸する前に副操縦士やキャビンアテンダントなどとミーティングを行い、これから目的地までに行くまでのルートの気象データや燃料の確認、空港の状態、航空機がきちんと整備されているかどうかなど様々なチェックを行います。

全てのチェックが終了してコックピットに入った後は、もう一度燃料の確認を行い、飛行データの入力や計器類などの確認を行います。機長は航空管制官やキャビンアテンダントなどと綿密に連絡を取り合い、問題がなければようやく離陸することが出来ます。

ここまでの流れで、もし燃料が足りなかったり計器類や航空機のどこかに不備が見つかったりすれば、問題が完全に解消されるまで入念な整備が行われることになります。お客にとっては出発時間が長引くのを嫌がるかもしれませんが、これもお客を安全に目的地まで送り届ける為に必要なことです。

ほんの些細な不備や問題が大事故に繋がる危険性が潜んでいる為、機長や副操縦士にとってはいつ何時でも油断出来ない状況下で働くことになるでしょう。

パイロットの収入

パイロットの年収は基本的に高額であり、待遇も良いので安定した収入が得られます。ただし、中堅の航空会社の平均年収が800万程度なのに対し、大手の航空会社だと2000万程度とかなりの違いがあります。

勤続年数に応じて年収が上がっていく仕組みなので、早くパイロットになることが出来ればその分多くの収入が得られますが、大手の航空会社は競争が非常に激しく、資格を取得するだけでも難を極めます。

中堅の航空会社で妥協するか、頑張って大手の航空会社を目指すかどうかが問われるでしょう。

パイロットの評判

子どもの将来の夢が飛行機のパイロットと挙げられやすいように、パイロットの評判は非常に高いです。実際にパイロットになるのは非常に大変な道のりになりますが、憧れの飛行機を操縦出来たことの喜びは、今までの苦労も相まって非常に感慨深い思い出になることでしょう。

パイロットの将来性

一方でパイロットの将来性はかろうじて一定を保っているような状態です。これは団塊の世代であるパイロットが次々に退職しつつあることから、徐々に人手不足の問題が起きていることが挙げられます。

人手不足ということは採用人数が増えるかと思われますが、問題なのは大手の航空会社が経営破綻を起こすほど、パイロットの養成に高額な費用がかかるのが問題です。その額は訓練費用だけでも1000万かかるとされており、しかも会社が負担することになるので採用人数を増やしたくてもむやみに増やすことが出来ないのです。

このことから、航空会社でパイロットになる為に頑張るのではなく、自費で資格を取得することも十分視野に入るでしょう。個人で多額に費用を捻出しなければならない問題が浮上しますが、少ない採用人数を争うよりも積極的に採用してくれる航空会社の為に自力で資格を取得した方がいいという見方も出来ます。

掲載者情報

パイロットになるには
◆文責:七文(ななみ)
◆公開日:2017年12月11日 17:30
◆更新日:2017年12月11日 17:30

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