警察官を目指す方なら聞いたことがあるかもしれませんが、警察学校への進学し、警察官になります。ただ、警察学校は警察官になる前提の学校のため非常に厳しく、時間や衣服、髪型まで全てにおいて校則で決まっております。国民、国を守るための仕事のため、当然ではありますが、土日・祝日は許可があれば外出することも可能です。
警察学校も入学資格があります。法律・公務員関係の専門学校への進学。または大学法学部への進学があります。どちらもメリットはあると思います。専門学校であれば大学卒業生より早く入学できること。また、専門学(公務員試験や法律)に特化して学ぶことが出来ます。対して大学へ行けば一般教養を含む教育が受けられること、また大学によっては試験対策の授業を行うところも増えてきたようです。自分がどちらに合っているか考える必要があります。
まず、警察官には警察庁の警察官、皇宮護衛官、都道府県警察の地方警察官の3種類があります。
警察庁の警察官の場合、国家公務員試験を受けて合格し、採用されなければなりません。
無事に採用されればキャリア警察官として警察組織の中で働いていきます。
ただし、難易度は地方警察官になるよりも段違いに高く、成績上位者でなければ合格するのは難しいでしょう。
皇宮護衛菅の場合、一番採用率が低いのが特徴であり、皇宮護衛官採用試験に合格しなければなりません。こちらも警察庁の警察官と同様に国家公務員の扱いになります。
交番などに勤務する一般的な地方警察官の場合だと地方公務員という扱いになりますが、これら3種類の中で一番難易度が低いのが特徴です。このことからほとんどの人が地方警察官を目指しており、高卒でも警察官になることが出来ます。
地方警察官になる為には各都道府県警察本部が実施する警察官採用試験に合格する必要性があります。
採用試験はⅠ類・Ⅱ類・Ⅲ類の3つに分かれています。
Ⅰ類は大卒程度の難易度、Ⅱ類は短大卒程度の難易度、Ⅲ類は高卒程度の難易度になっていることから、高卒は大学や短大卒に進学しなくてもいきなり試験に挑んで合格を目指すことが可能です。
また、高卒者でもⅠ類やⅡ類の試験を受けることが出来ますが、大卒や短大卒の知識や要求されるので一気にハードルが高くなります。
なお、どの警察官も試験に合格しただけでは警察官になることが出来ず、その後に採用されることが条件です。
警察官になる為には学歴が重要視されるかと思われるかもしれませんが、学歴によって警察学校の在学期間や初任給、昇進速度が変動することがあるものの、基本的に学歴で大きな差が生まれることはありません。
警察官になるには
警察官になるために。
地域の治安を守る警察官に憧れている高校生は多くいることでしょう。
高卒で警察官になるにはハードルが高そうなイメージを持つ人も多いかもしれませんが、実際はどのようなものなのでしょうか。
今回は、高校生が警察官になるにはどうすればいいのかをご説明します。