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陶芸家になるには

陶芸家になるために必要な資格や条件はあるのでしょうか。
陶芸家になるまでの流れも含めて確認していきましょう。

陶芸家というのは通称焼き物と呼ばれる陶磁器を作り上げる職人と芸術家が合わさったようなお仕事で、このような感性がものを言う世界にあっては特に陶芸家として働くために必要な資格などは存在しません。

実際に陶芸家になるコースとしては、求人募集などに応募して事務所や事業所に就職し、そこで初めて現場に入り作業に触れることで陶芸家としてのキャリアをスタートさせることになることがほとんどです。

そのため技術的な部分に関してはあらかじめ工業高校などで学習できている人についてはその分だけアドバンテージがあることになります。

通常の高校に通っている方でも、最近ではYoutubeなどで様々な動画などを確認することも出来ますし、さらには動画アプリなどで陶芸家の方のレクチャー動画などを見ることが出来る場合もありますので、陶芸家という職業に興味がある方は今のうちからこれらの動画などにも触れておくと良いですね。

ちなみに 1人前の陶芸家になるには少なくとも3年から5年の修行が必要です。

そして実際に職人として活動している陶芸家の方に弟子入りして、そこで文字通りゼロから修行するという方法もあります。この場合は陶芸家の先生に弟子入りして仕事を覚えていくわけですから、かなりの年数の間、下積みと言うべき仕事に従事する覚悟が必要です。

しかし尊敬する先生の仕事を最前線で見ることができるわけですから、その部分に価値を見出す方も多くいらっしゃいます。

陶芸家の仕事内容

陶芸家の仕事内容について確認していきましょう。

こちらのお仕事については原則として陶芸家の一番の仕事である作品作りを筆頭に、毎日販売に関する業務や販売した商品の発送業務、また体験として陶芸教室などに来る受講生はお客さんの対応や指導という部分も陶芸家のお仕事の一つとなります。

先ほども少々解説しましたが、弟子入りで陶芸家としてのキャリアをスタートしている場合には、このような雑務的な部分に関して全て対応しなければならないケースもあります。作品作りに携わる前に先生の様々なサポート業務が入るというイメージで差し支えはありません。

陶芸家の収入

陶芸家の収入ですがどのような形になっているのでしょうか。

まずは陶芸家の収入の種類について確認していきましょう。

陶芸家というのは主にサラリーマンではありませんので、陶芸品の販売収入、陶芸教室やイベントの開催でお金を稼ぐ自営業ということになります。

また、講師としてどこか学校に呼ばれればそれはお給料ということで報酬をもらうことができますが、プロとして活躍していく場合には陶芸品を売ったり様々なイベントでお金を稼ぐということが必要になります。

例えば、工業製品などを作るサラリーマンの陶芸家の場合、平均年収は300万円前後です。

そして陶芸工房のインストラクターとして最初から求人情報が出ている場合には、正社員で月給は16万円程度からスタートすることがほとんどです。

ちなみに人間国宝クラスになってくるとまた環境ががらりと変わり、年収についても1000万円は確実に超えるということになります。

陶芸家の評判

陶芸館評判については、やはり芸術家であり人間国宝も輩出している職業であるということから、非常にその人気や評判は高く、知名度認知度も非常に高いものがあります。

また陶芸家としてデビューしたということであれば新進気鋭の芸術家ということで、大変もてはやされるのではないでしょうか。

陶芸家の将来性

陶芸家の将来性について確認していきましょう。

こちらの仕事に関してはやはり日本が誇る芸術家、もしくは職人としてのキャリアとなりますので、特段外国人にとって代わられることもありませんし、AIなどが入ってくることもほぼないと言って良いでしょう。工業製品に関してはこう言った事態も起こり得ますが芸術的センスを求められる一点ものの陶芸家であれば将来性は抜群と言えます。

掲載者情報

陶芸家になるには
◆文責:七文(ななみ)
◆公開日:2018年05月30日 15:30
◆更新日:2018年05月30日 15:30

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