高校生が広報部門で働く為には、実は長い道のりを歩むことになる可能性が高いことを覚悟しておきましょう。そもそも広報部門に就職するにあたって特に有利になるようなことはない為、特定の学部がある大学に進学すればいいというものではありません。しかし、逆にいえばどんな大学を卒業していても、誰でも広報部門で働ける可能性があるということになります。
しかし、実際に新卒で広報部門で働く人材を募集しているケースはありません。広報部門はどの企業にでも絶対になくてはならない職種ではあるものの、企業で働く広報部門は基本的に人数が少ないのです。それでいて異動することもほとんどなく、仮に募集することがあったとしてもほとんどが中途採用になります。
もし新卒で広報部門を募集していればラッキーですが、ほとんどの場合は企業の総合職として就職することになるでしょう。総合職として広報部門に配属される為に様々な知識やスキルなどを学んでいきますが、問題なのはいつまで経っても広報部門に配属されない可能性があるということです。
いかに自分が広報部門への配属を希望しており、適性があったとしても広報部門から欠員が出なければ広報部門に配属されることはありません。つまり、広報部門への適性を満たすと同時に広報部門から欠員が出るのを待たなくてはなりません。これほどまでに目の前に自分が希望する職種があるのに、配属されないことにやきもきさせられる職種はないでしょう。
広報になるには
広報になるために。
自社の様々な製品に関する情報を効率良く発信する広報として働く為には、何が求められるのでしょうか。広報は企業にとってなくてはならない役職ですが、広報として働くまでには長い道のりを超えることになるかもしれません。
そこで、高校生が広報になる為にはどうすればいいのかをご説明します。