ラジオパーソナリティになるには

ラジオパーソナリティになるために必要な資格や条件はあるのでしょうか。
ラジオパーソナリティになるまでの流れも含めて確認していきましょう。

まずラジオパーソナリティになる方法で１番イメージしやすいのは、芸能人やタレント、芸人さんがラジオ番組を放送しているシーンではないでしょうか。芸能界での人気と実力でラジオパーソナリティになる方法がまず１つありますね。

芸能界からラジオパーソナリティとなる方法はあまり現実的ではないので、次にラジオパーソナリティになる方法があるとすればテレビ局やラジオ局に入社しラジオパーソナリティになる方法でしょうか。

アナウンサー枠などで入社することが多くなりますが、テレビ番組やラジオ番組を制作していれるテレビ局やラジオ局に入社すると、その局のラジオパーソナリティになる可能性が高まります。

次にラジオパーソナリティになる方法としては、フリーランスとして、つまり会社員としてではなく、ラジオパーソナリティのプロとして依頼されたラジオ番組で仕事をする方法があります。

こちらはかなりの実力や知名度、実績がなければ成り立たないので、やはり会社員としてラジオパーソナリティを目指すというのが現実的ではないでしょうか。

また、学生時代から学生向けラジオ番組などでラジオパーソナリティとして活躍し、学校を卒業後もそのままラジオパーソナリティを続けるというパターンもあります。

以上ご紹介したラジオパーソナリティのなりかたですが、どのルートが正解というのはありませんし、特に必要とされる資格もありません。

しかし、どのタイプのラジオパーソナリティになるにしてもリスナーに番組を届けるにはアナウンス技術が必要となりますから、アナウンサー学校で勉強したり、放送系専門学校で知識とスキルを身につけるもの有益なのではないでしょうか。

それではラジオパーソナリティの仕事内容についてはどのようになってるのでしょうか。こちらも確認していきましょう。

まずはラジオ番組の進行が主な仕事となりますので、ラジオパーソナリティはいわゆるラジオの司会業と言えるのかもしれません。

実際の仕事現場ではら生放送でも収録でも、本番前には必ずスタジオに入り番組の進行について打ち合わせを行ったり、各種の調整を行います。

本番については収録放送であれば、台本やキューシートの通りに番組を進行することに全力を尽くします。

生放送の場合は、不測の事態などにも対応できるよう臨機応変な番組進行を行います。

さらにゲストが来ている場合には、インタビュアーとして番組を盛り上げることはもちろん、リスナーに有益な情報を提供できるようなリサーチも大事になりますのでこちらも押さえておきたい能力の一つとなります。

そして本番終了後は、反省や打ち合わせを行うというのが主な流れとなります。


また、ラジオパーソナリティはあくまでも話しをする仕事、そして話芸をお客様に提供する仕事ですので常日頃から技術を磨くことが求められます。


ちなみに、会社員のラジオパーソナリティであれば、ラジオパーソナリティ以外にも新人教育として新しく入社してきたアナウンサーやラジオパーソナリティに研修をすることもあります。

ラジオパーソナリティの収入について確認していきましょう。

こちらに関してはテレビ局やラジオ局の会社に社員として在籍してラジオパーソナリティをするのか、それともいわゆる独立したフリーランスとしてラジオ業界を渡り歩くのかで収入がばらつくという特徴があります。

テレビ局やラジオ局の会社員としてであれば、若手のパーソナリティで月収30万円前後、30代から40代となると人気や能力に応じて月収50万円から80万円前後の収入を得ることができるようになるわけです。

また昇進すれば編成局の局長など様々な肩書きも付きますから、能力給や管理職として別途手当を受けることもできるようになるわけですね。

ちなみにフリーランスとしてラジオパーソナリティをするのであれば、番組にどれだけスポンサーがついているかという部分でも収入が変わってくることになります。

売れっ子でレギュラーが多ければ多いほど安定した収入があることは皆さんご想像の通りです。売れっ子になれば年収1000万円を超えることもある世界ですから、この世界も非常に夢のある、腕一本でのし上がるような世界と言えるのではないでしょうか。

ラジオパーソナリティの評判についてご紹介していきます。

こちらのお仕事に関しては原則として芸能人のような見られ方をすることもある事から、評判についてはすこぶる良好で、有名人のような扱いを受けることもできるのではないでしょうか。

またラジオパーソナリティでフリーランスとして活動されている方に関しては、最初からある種タレントというような要素を持っていますので、こういった部分に関しても非常に人気のある職業であると言えるのではないでしょうか。

ラジオパーソナリティの将来性について確認していきましょう。

ラジオパーソナリティという職業に関しては原則的にロボットなどが取って代わることは一切できない職業です。そのため人間の話芸という部分でお客様を楽しませるという観点からも、今後間違いなくこの仕事については将来性や発展性があるお仕事と言えるのではないでしょうか。

最近はテレビにお客さんを取られつつあるラジオ業界ですが、やはりラジオも一定の聴取人口がいますので、こういう部分からこの仕事は先細りしない業界であるということができるわけです。