リゾートキャバになるには

リゾートキャバになる流れは、普通のキャバクラ嬢になるものと同じです。働く場所がリゾート地というだけです。最も一般的な方法としては、リゾート地のキャバクラで募集を見つけ、面接に行きます。そして、採用されると晴れてリゾートキャバとなることができます。

またリゾート地の夜の街で、スカウトされてリゾートキャバになる場合もあります。国内のリゾート地としては、やはり沖縄が代表的です。それ以外にも、日本各地にある離島などのリゾート地でもキャバクラさえ存在するならば、リゾートキャバになることができる可能性があります。しかしどのようなリゾート地でキャバクラ嬢になるにしても、現地に住む必要があります。

リゾートキャバの仕事内容もやはり普通のキャバクラ嬢と同じです。お客さんのお酒を作ったり、横に座って話をするのが主な仕事内容となります。また店を運営していくうえで必要となる細かな雑務も仕事内容に含まれることが多いです。例えば、灰皿を取り換える、テーブルを拭くなどです。

さらに言うと、お客さんからの人気を得るために、身だしなみを整えておくことも仕事内容に含まれるかもしれません。キャバクラではお客さんの多くはお酒を飲みます。酔うことで発言が支離滅裂になる人もいれば、トラブルを起こす人もいます。そういった人と上手く会話するためには、高いコミュニケーション能力が必要となります。

リゾート地では解放的な気分になる人も多いため、リゾートキャバだからといってのんびり構えていると面倒なことに巻き込まれる恐れもあります。また寂びれたリゾート地の場合、そもそもお客さんがほとんど来ない恐れもあります。

リゾートキャバの収入は、時給で1,500円から2,500円であり、平均月収は25万円以内におさまることが多くなっています。キャバ嬢というと、稼ぐ人は年収数千万円というイメージもあるかもしれませんが、リゾート地にあるキャバクラは、都会の繁華街にあるキャバクラほど稼ぐことはできないようです。しかし、その分、キャバクラ同士の熾烈な競争も少ないため、絶対にNO.1キャバ嬢になってやる！という野心を持たないのであれば、リゾートキャバは働きやすい環境です。

また沖縄でダイビングの免許を取りながら働くといったこともできるため、単純な収入だけではリゾートキャバの魅力を語ることはできません。綺麗な海に囲まれて、ナイトワークで稼ぎたいという方にはリゾートキャバがおすすめです。

リゾートキャバといえど、夜の仕事であり、水商売です。そのため、それらの仕事に対する偏見にはどこかで触れることが多いです。しかし、何か目標があり、それを実現するためにキャバクラで働いているのであれば、偏見も和らぐでしょう。たとえば、４年制の大学に通う学費を素早く貯めるために、キャバクラで働いている場合などです。

また狭いリゾート地では、地元の人がキャバクラで思い切り楽しむことができるように、敢えて外部の人をキャバ嬢として雇うことがあります。そのため、地元の人からの評判は決して悪くない場合も多いです。

日本を代表するリゾート地であれば、それから先も観光客が減ることはないでしょう。そのため、リゾートキャバの需要も変わらずに存在し続けます。またキャバ嬢は、若い人が求められるため、年齢を重ねた人はキャバ嬢を辞めていきます。こういった理由からも、リゾートキャバの需要は今度も変わらずに存在し続けることになります。

しかし、一時的な流行のリゾート地は、流行が終わることで観光客が激減する恐れがあります。そうなると、その土地におけるリゾートキャバの需要も一気に低くなる恐れがあります。リゾートキャバ自体の需要は今度も横ばいですが、勤務先を選ぶ場合、リゾート地の流行り廃りには敏感になる必要があります。