高校生がロードレーサーになる為には、まずロードレースに参加する資格を得る為にJCFと呼ばれる日本自転車競技連盟の競技者ライセンスを取得しなければなりません。ライセンスを取得することによって日本自転車競技連盟が公認するロードレースに参加することが可能になります。
しかし、それだけではスムーズに活動することは出来ません。ロードレースに参加するには実業団チームに所属しなければならず、ライセンスを取得したらJBCFと呼ばれる全日本実業団自転車競技連盟のJプロツアーにエントリーする22チームのいずれかに所属する必要があります。
この実業団チームに所属する条件は高校や大学の自転車競技部で目覚ましい活躍を見せたり、アマチュアのロードレースで上位に入賞するなど様々です。中にはチームから誘われる形で所属したケースもあるので、いかに活躍して成績が残せるかが重要になります。早くからロードレーサーを目指すのであれば、自転車競技部がある高校や大学に進学しましょう。
Jプロツアーにエントリーする22チームは主に企業チームとクラブチームに分かれており、企業チームは会社に仕事をこなしつつ、時間外にロードレースのトレーニングを行う社員選手と会社の仕事を行わずにロードレースに専念出来るプロ契約選手の2種類があります。
どちらかといえば社員選手は働くロードレーサーなので一定の保証がありますが、プロ契約選手やクラブチームに所属する選手は大きな怪我をして復帰するまでに長い期間を要したり、ロードレースの成績が悪い状態が続くと契約が打ち切られる実力主義の世界となっています。
競技に専念出来るからこその厳しさなので、成績が残せるように日々の努力が欠かせません。
ロードレーサーになるには
ロードレーサーになるために。
自転車のレースといえばロードレーサーが挙げられます。ただ、ロードレーサーとして活躍する為には、並外れた情熱と日々の努力がなければ到底敵わないでしょう。
そこで、高校生がロードレーサーになる為にはどうすればいいのかをご説明します。