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棋士になるには

棋士になるために必要な資格や条件はあるのでしょうか。
棋士になるまでの流れも含めて確認していきましょう。

大原則として棋士になるために必要な資格などはまずありません。
資格などはありませんが将棋の強さというものはどうしても必要になってきます。

まずこちらの棋士のお仕事に関しては日本の将棋のプロ棋士で構成されている新進棋士奨励会という所に入会してプロを目指すというのが、ベーシックで最も間違いのないコースということになります。

また、よく初段、二段など棋士の中でもランク付けがあるということを言われますが、プロ棋士というのは原則的に四段以上の棋士がプロと呼ばれることになります。

また最近ではプロ編入制度という制度が新しく登場し、この制度があるために新進棋士奨励会に入会せずともプロになることができる道筋もつけられるようになりました。

何にせよ将棋で誰にも負けないくらいの勢いで強さを誇っていなければプロ棋士になることはできないというわけです。

棋士の仕事内容

それではそんな棋士ですが仕事内容はどのようなものなのでしょうか。こちらも確認していきましょう。

将棋の棋士はプロとなるのであればリーグ戦に出場し、そこで勝ち続けることでより上位のランクに上がっていくことを目指すというのが主な活動内容となります。

またその他に様々なタイトル戦なども開催されますので、そこで対局料などを得ることが主な仕事 となります。

そして対局のない時には、常日頃から将棋でどのようにすれば勝つことができるかという部分を考え続けることになり、そう言った部分が転じて研究などに没頭することにもなるわけです。

最近は人工知能の発展などもありますので、そういった部分にも勝てるように様々な手について考えていくことが仕事内容でもあるわけです。

また研究などをしていなければ突然の対局で戦いを挑まれた際に、その対局に勝利して賞金をもらうという基本的なことができなくなってしまいます。そのためこれは常日頃から行なっておく必要があるわけです。

月曜日から金曜日の何時から何時までというような勤務形態ではありませんが、常日頃からプロとして将棋のことを考え、そして将棋に正面から打ち込むことが求められるお仕事にあるわけです。

棋士の収入

それではプロ棋士の収入というのはどの程度なのでしょうか。こちらも確認していきましょう。

プロ棋士の収入というのは原則として対局で得たお金やその他イベントなどに出る出演料、もしくは対局指導料、そして将棋連盟というところから支給してもらうことができる基本のお給料などがメインの収入となるわけです。

大原則として基本給に関しては名人ランクで月に100万円程度、一番低いC2級だとおおよそ15万円程度が目安となります。この他にも講演や各種商業活動の報酬、本を出版していれば印税が入ってくることになるわけですね。

棋士の評判

プロ棋士の評判についてはどうでしょうか。

こちらのお仕事に関してはやはり最初にもお伝えしたところですが、最近は藤井聡太四段や、加藤一二三九段、もしくは羽生名人など様々な有名人がいることから評判については上々です。

また将棋に関した競技人口も非常に多いことから、プロということで活動していると伝えると非常に信頼感を持つ方も多くいらっしゃることでしょう。

そしてプロ棋士というのは人格についてもやはり精神修行という部分で求められることになりますので、人格者だというような評判もありますね。

棋士の将来性

こちらのお仕事に関する将来性はどうでしょうか。

原則として将棋というものがこの世から消えてなくならない限り、プロ棋士というお仕事に関してはなくならないということで先細りのする仕事ではないということが言えます。

またプロ棋士を引退した後についてもキャリア形成という部分で考えていくのであれば、テレビや各種イベントなどの出演、また講演活動、さらには出版活動など様々な部分で収入を得ていくことができるわけですから、将来性については安泰というわけです。

掲載者情報

棋士になるには
◆文責:七文(ななみ)
◆公開日:2018年5月28日 22:00
◆更新日:2018年5月28日 22:00

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