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国連職員になるには

はじめに、国連には様々な部署が存在します。それは、国連が世界を舞台にして行っている職務が非常に幅広いためです。例えば、難民問題を解決を目指すのか、貧困地域における食糧不足を解決するのか、女性の人権が軽視されている地域において女性の人権の推進を行うのか、これだけでも求められる能力や資格といったものは全く異なってきます。

そのため、具体的な部署あげて国連職員になる方法を述べるのは非常に難しくなってきます。以下では、国連職員として働くために最低限求められると考えられている物について記載したいと思います。

国連の職員になるためには、一般的に以下の3つの能力が必要とされています。

・英語
・修士の学位
・専門性

国連は様々な国が集まって運営する組織なので、コミュニケーション図るために英語もしくはフランス語で職務を実行する能力が必要となります。また、一部例外はあれど、国連職員として採用される人のほとんどは修士以上の学位を持っているようです。

それに加えて、職員を募集している国連の機関が行う業務についての専門的な実務経験も求められています。そのため自分自身が所属したいと考えている国連の機関が定まっているのであれば、そこに向けて必要な知識をリサーチし、 経験を積んでいくことが求められます。

国連職員の仕事内容

国連職員の仕事内容は非常に多岐に渡ります。極論を言うと、世の中に存在する仕事のほぼ全てが国連職員として必要とされる仕事に該当すると言っても過言ではありません。国連は世界的な問題を解決するための組織です。そのため難民問題、貧困問題、人権問題、災害問題、地球温暖化、経済格差など我々がニュースで耳にするような世界的な大きな問題の解決に携わることができるのが国連職員です。

また、国連職員のなかには、世界の状況を発信するための広報官といった記者のような仕事も存在します。まさに世界中に存在する様々な仕事は、国連職員としても携わることもできる仕事なのです。世界的な問題解決に携わることができる職業なので、非常に大きなやりがいを持つでしょう。

国連職員の収入

国連職員の収入は所属する機関や、自分自身の能力によって差がありますが一般的には500万円から1000万円の範囲に収まるとされています。英語やフランス語での実務能力が求められ、修士の学位が求められ、専門的の実務経験まで求められることを考えると、高すぎるということはできない収入でしょう。国連職員になる人は、それだけ問題意識ややりがいを感じて応募しているのかもしれません。

国連職員の評判

国連職員の評判は非常に優れたものであるということができるでしょう。私たちの身近になかなか国連で働いているという人はいません。そのため国連職員は言ってしまえば医師や弁護士よりも珍しい職業ということができます。さらに英語を話すことができ、修士の学位も必要とされることから知的レベルも非常に高い職業として認知されています。いわば世界を代表するホワイトカラーということもできるような職業ですね。

国連職員の将来性

国連職員の将来性は全く以て安定です。この先、地球の上から国連という組織が消えるような事態があれば、それは半ば人類の滅亡すら意味すると言って過言ではないでしょう。例えば日本という1つの国が消えてしまっても、国連自体は消えることは絶対にありません。世界中に問題が存在する限り国連職員の仕事に対するニーズは常にあり続けます。もしかすると世界で最も安泰な職業が国連職員かもしれませんね。ただし、その分高い知識や技術が求められ、コンプライアンスに対する意識も求められます。

掲載者情報

国連職員になるには
◆文責:七文(ななみ)
◆公開日:2018年5月29日 22:00
◆更新日:2018年5月29日 22:00

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