高校生がトリマーになるには、必須資格はありませんが、推奨される資格があります。獣医師など様々な動物系の職業は国家資格の取得が求められることが多いですが、トリマーになるにあたって必要な資格は「ペット一頭を一人でトリミングできる方」や「ペット・トリマーの専門学校の卒業生」などがあります。
必須資格が無い分、誰でもトリマーになれるとはいえ、半端な知識や実力では到底やっていけない職業です。やはり専門学校やスクールへ通い、卒業してからトリマーになることをオススメします。
専門学校やスクールでは、様々な犬種に応じて適切なヘアカットの方法を学び、さらには、数多くの種類の犬種の毛質や性格の違い、似合うヘアスタイルなどを学ぶことが可能です。また、作業中にペットが暴れることもかなりあるので、暴れるペットを速やかになだめる方法なども知っておかなければ、スムーズなトリミングが行えません。様々な知識の習得がトリマーとして少しでも長く働くことに繋がっていくと言えます。
専門学校やスクールで取得できるトリマーの資格にも種類があり、それぞれの学校ごとに違う場合が多いです。中にはC~A級や3~1級など段階を踏んだ資格も存在します。どの専門学校・スクールで、どの資格を取れるかも確認しましょう。専門学校で特定のカリキュラムを修了しないと受験資格が得られない資格もあるので注意。中でも、JKCトリマー検定試験に挑めるのは指定校を卒業した人だけです。
基本的には高校を卒業した後に、トリマーの専門学校に進学するのがおすすめです。専門学校を卒業したらペットサロンやペットショップなどに就職するという流れになりますが、更なる知識や技術があることを証明する為に上位の検定試験に挑むのも良いでしょう。
また、ペットサロンやペットショップ以外に動物病院に勤務する道もあります。ペットサロンやペットショップではトリマーとしての仕事以外に、店舗にいる全ての動物の世話や散歩に加え、商品の管理も行います。
動物病院に勤務する場合、トリマーとしての仕事だけでなく獣医師のサポートを行う場合がほとんどです。技術や知識を身に付けてトリマーになることが出来ても、どこもいきなりトリミングを任せてもらえるわけではありません。トリミングの技術が伴っていないうちはシャンプーや爪切りなどの仕事を行いながら、一人でトリミングが出来るように練習を積み重ねていくことになります。
トリマーになるには
トリマーになるために。
動物関連の職業には国家資格が必要であることが多いですが、トリマーは資格を取得する必要があるのでしょうか。トリマーになるには、様々な知識が必要になると予想出来ます。
そこで、高校生がトリマーになるにはどうすればいいのかをご説明します。