アニメ系専門学校には、「アニメ業界に就職したい」「アニメに関わる仕事をしたい」と思う人たちが入学します。
アニメ業界と一口に言っても、その仕事の内容は様々あり、どの仕事を目指すかによって勉強すべきことも当然変わってきます。
ここでは、アニメ業界に就職してアニメに関わる仕事をするためには、アニメ系専門学校でどのような勉強をすればいいのか?
そして、卒業後はどんな仕事を目指すことができるのか?という内容のお話をしたいと思います。
一口に「アニメ業界に就職」と言っても、いろんな役割の仕事があるため、やりたい仕事によって勉強することも変わってきます。
例えば、表舞台に立つ仕事としては「声優」。声優の仕事は映画やドラマで言う俳優・女優にあたるため、表現力を高めるための演技指導や、発声のレッスンなどを専門学校では勉強します。
他にも最近はライブを開催するなど、アイドルとして活動する声優も多いため、歌やダンスの指導を取り入れている専門学校もあります。
アニメの絵を描いて動かすのは「アニメーター」の仕事です。画力向上のためのデッサンの授業なども勿論あるのですが、イラストの専門学校と違うのは「動画」の勉強も必要なこと。
また、最近は「RETASSTUDIO」や「AfterEffects」といったソフトウェアを活用している現場も多いため、デジタルでのアニメ制作にも対応できるように専門学校で勉強します。
他には、アニメには欠かせない脚本を書く「脚本家」や、企画や演出を担当する「監督」になるための勉強をできる学校もあります。
これらの勉強は自分一人で勉強しようと思えば、することはできます。 しかし、アニメ系専門学校ではその道のプロから直接指導を受けられることや、同じ業界を目指す仲間とグループワークや演習をできるなど、独学では実現できないことも可能です。 したがって、アニメ業界への就職を目指すならば、アニメ系専門学校への進学を選択肢の一つとして考えて良いと思います。