有名企業は大卒の人が一般的と言われていた時代から、最近ではゲーム業界で働く人の多くが専門学校で実践的なスキルを磨いた人という時代に変わりつつあります。中には第一線で活躍しているクリエイターさんもいることをご存知でしょうか?
「あ!知ってる!」そんな有名作品に携わっているクリエイターのみなさんをご紹介していきます。(参考資料:Wikipedia)
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日野 晃博さん
レベルファイブの代表取締役としても知られる日野さんは、コンピュータ系の専門学校を卒業されているそうです。ゲームクリエイターとしての仕事は幅広く、プログラマーだけでなく、シナリオライター、ディレクター、プロデューサーなどマルチに活躍されています。
『ダーククラウド』シリーズ、『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』ではゲームデザインやディレクションを務めた他、『イナズマイレブン』、『妖怪ウォッチ』、『二ノ国』シリーズといった有名作品も数多く手がけています。
また、ゲーム作品だけにとどまらずテレビアニメの企画やストーリー原案を担当されたり、2017年には東京オリンピック『東京2020大会マスコット審査会』の委員にも就任しています。
増田 順一さん
『ポケットモンスター』シリーズのゲームミュージック作曲家として知られる増田さんは、日本電子専門学校の卒業生です。ゲームの盛り上がりや演出に欠かせない音楽や効果音は、ゲーム作りでも重要な部分。目標の人物に上げる人も多いのではないでしょうか?
専門学校卒業後は就職してプログラマーとして働いていたそうですが、現在は株式会社ゲームフリーク取締役開発部長として幅広く活躍しています。最近では『Pokémon Let’s Go, Pikachu!・Eevee!』シリーズの音楽・ゲームデザイン・世界観を担当されているそうです。
野村 哲也さん
スクウェア・エニックス第1制作部(元第1開発事業部)で活躍する野村さんは高知県出身。18歳で状況後、デザイン専門学校で広告デザインを学んだそうです。
スクウェア・エニックスに入社して初めての仕事は『ファイナルファンタジーIV』のデバッグ作業だったのだとか。そう聞くと少しだけ親近感がわきますね。
これまでに携わった作品『ファイナルファンタジーVII』ではキャラクターデザインを担当し、『キングダム ハーツ』シリーズではディレクターとキャラクターデザインを担当されました。他にも、アーケードゲームの『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』やニンテンドーSwitchの『ゼノブレイド2』のキャラクターデザインなども担当しているようです。
現在はゲーム製作だけでなく、ゲームの関連グッズのデザインや監修にも携わっているそう。ゲームクリエイターの仕事は、ゲーム以外にも活躍の場がたくさんありそうですね。
稲船 敬二さん
大阪デザイナー専門学校でイラストを学んだ稲船さんは、株式会社カプコンでは『ロックマン』のキャラクターデザインや『バイオハザード2』、『鬼武者』、『ロックマンエグゼ』などのプロデュースを担当されて、現在は株式会社comcept・株式会社interceptの代表取締役として活躍されています。
藤岡 要さん
株式会社カプコン所属のゲームクリエイターである藤岡さんは、創造社デザイン専門学校イラストレーション科の卒業生なのだそうです。入社当初はアーケード用2D対戦格闘ゲームのグラフィックデザイナーを担当されていましたが、現在は『スターハンター』シリーズの開発に携わっています。シリーズ作品は、前作からを遊んだユーザーの声をどこまで反映させるのかを判断したり、経験者と初心者どちらも楽しめるようにちょうどいい難易度を設定したりと、1つめの開発に加えて大変な部分もあるようです。これまでの実績と信頼があるからこそ携われる仕事ですね。
いかがでしたか? 第一線で活躍されている、ゲームクリエイターのみなさんに共通していることは、専門学校で学んだ専門分野だけにとどまらず、マルチに活躍されているということ。自身がゲーム好きだからこそ、いい作品を作りたい、楽しめるゲームになるためにはと様々なことにチャレンジした結果なのではないかと思います。 現在、専門学校では専攻コースの他に気になる学科のコースを受講できる場合も多く、ゲーム業界全体での活躍を目指す人は、1度調べてみてはいかがでしょうか?