麻生建築&デザイン専門学校は、建築士、CAD設計、インテリアコーディネーター、デザイナーなどを目指す人が学べる福岡の専門学校です。
麻生建築&デザイン専門学校の学費について、概要や学科・コースの紹介、利用可能な奨学金情報などを交えてご紹介します。
麻生建築&デザイン専門学校の概要
麻生建築&デザイン専門学校は、全12校の専門学校を展開する九州最大級の専門学校グループである麻生専門学校グループが運営する、建築とデザインの専門学校です。
設計職、施工管理職、インテリアコーディネーター、グラフィックデザイナー、WEBデザイナー、商品デザイナーなど、建築とデザインに関する幅広い職種で活躍する人材を育成しています。
博多駅より徒歩6分のスタイリッシュな校舎は、さまざまな地域からアクセス抜群。
建設業界で主流となりつつある、3次元モデルを活用した建築生産システムであるBIMを全国に先駆けて導入したり、3DプリンターやVRヘッドセットなどを完備した「ASOラーニングラボ」を3次元CADソフトウェアのパイオニアであるダッソー・システムズと共同で開設したりと、最先端技術に対応できる力を身につける設備も充実しています。
業界トップクラスの企業との関わりも深く、現場と連携したカリキュラム編成を実現。全6学科が文部科学大臣より「職業実践専門課程」として認定されているのです。
さらに97.7%の就職率(2020年度)は、数値だけでなく質も重視。企業との信頼関係を活かして、大手・有名企業などへの就職も可能にしています。
麻生専門学校グループ共通の特待生制度があり、また、認可された専門学校であるため、日本学生支援機構による奨学金制度を利用することが可能です。通学定期券や学生割引券を購入することもできます。
麻生建築&デザイン専門学校の詳しい紹介はこちら麻生建築&デザイン専門学校のオープンキャンパス
麻生建築&デザイン専門学校の学科・コース
麻生建築&デザイン専門学校には、昼間部に3年制の建築工学科、2年制の建築学科、建築CAD科、インテリアデザイン科、1年制で卒業者対象の建築士専攻科、夜間部に2年制の建築学科があります。
【建築分野】
<建築工学科(3年制)>
3年間で建築士に必要な建築専門科目を学びます。
基礎知識はもちろん、色彩からCAD操作、インテリアまで幅広い知識を身につけ、建築士、インテリアプランナー、建築施工管理技士(現場監督)など建築業界のあらゆるステージで通用する人材を育成します。
3年次に公共建築や都市計画、住宅空間、施工管理と目標別に学びを深め、卒業と同時に一級建築士・二級建築士の受験資格を取得。
大学より1年早く受験資格が得られるほか、愛知産業大学の通信課程を併修して建築士専攻科へ進学し、学士取得を目指すことも可能です。
<建築学科(2年制)>
2年間で卒業後すぐに行われる二級建築士試験合格を目指します。
1年次は一般教養と専門学科をバランスよく学び、2年次は建築リフォームや建築設計など目標別に学びを選択。
宅地建物取引士、建築施工管理技術検定、建築CAD検定など、実務に役立つ資格対策授業も行い、建築士やCADオペレーター、建築施工管理技士(現場監督)などを目指します。
<建築CAD科(2年制)>
九州で唯一の、3次元モデルを活用した建築生産システムBIMと建築業界に必須のCADの専門学科です。
CAD操作をメインに建築の基礎知識を習得するだけでなく、業界最前線のソフトも徹底的に学び、建築士やCAD・CGデザイナー、BIM設計者などを目指します。
卒業と同時に一級建築士・二級建築士の受験資格も取得できます。
<インテリアデザイン科(2年制)>
空間演出のスペシャリストとして、建築の知識を持ったインテリアコーディネーターや、建築士、ショールームアドバイザーを目指す学科です。
建築基礎知識、デッサン・色彩学、CAD実習などバランスよく学び、住宅建設や内装施工業、住宅設備、百貨店・専門店、インテリアメーカーなど多方面で活躍できるインテリアコーディネーターになるための授業を展開しています。
在学中にインテリアコーディネーター資格の取得を目指すほか、卒業と同時に二級建築士受験資格を取得できます。
<建築学科・夜間(2年制)>
授業開始時間は月〜土曜日の夕方18時20分から。
会社や大学、短期大学に通いながら建築士受験資格を取得を目指す人などを対象にした短期集中カリキュラムで学ぶ学科です。
卒業と同時に一級建築士・二級建築士の受験資格を取得できます。
少人数制の個別指導なので、経験も年齢も様々な学生全員が、建築の知識と技術をじっくりと身につけられます。
<建築士専攻科(1年制)>
建築分野の卒業者を対象とした専攻で、在学中に二級建築士の取得を目指します。
建築工学科(3年課程)の大学併修コースと組み合わせることで、卒業時には「大学卒業資格(学士)」も取得可能。
2年課程との組み合わせでも、大学では実現できない在学中の二級建築士取得により、就職の幅を大きく広げることが可能です。
【デザイン分野】
<リエイティブデザイン学科(2年制)>
プロダクトデザイン専攻:企画・デザイン・設計まで幅広くこなせるものづくりのプロとして、プロダクトデザイナーや商品開発・デジタルモデラー(自動車設計等)を目指す学科です。
全国で初めて業界最先端の3次元CAD「3DEXPERIENCE CATIA」を導入し、アカウントを貸与するので学校でも自宅オンライン授業でもCATIAの学習が可能です。
ビジュアルデザイン専攻:豊かな感性でイメージを形にできる制作技術をアナログとデジタル両面で習得し、グラフィックデザイナーやDTPデザイナー、Webデザイナー、イラストレーターを目指します。
「本」に特化したエディトリアルデザイン、「包装」に特化したパッケージデザイン、Web広告の最新デザイン技法を学ぶWebデザイン、デザインと密接な関係にあるデジタルフォトといった選択授業を展開しており、複数選択することも可能です。
麻生建築&デザイン専門学校の学費内訳
麻生建築&デザイン専門学校の学費を見ていきましょう。
初年度前期の納付期限は入学試験選抜回によって異なります。
<建築工学科(3年制)、建築学科、建築CAD学科、インテリアデザイン科>
■1年次 納入総額:1,190,000円
・入学金:150,000円
・授業料(前期):各335,000円
・施設・設備費(前期):270,000円
・維持費(前期):120,000円
・授業料(後期):各315,000円
■2~3年次 納入総額:各1,040,000円
・授業料(前期):各335,000円
・施設・設備費(前期):270,000円
・維持費(前期):120,000円
・授業料(後期):各315,000円
<クリエイティブデザイン科(2年制)>
■1年次 納入総額:1,180,000円
・入学金:150,000円
・授業料(前期):各325,000円
・施設・設備費(前期):270,000円
・維持費(前期):120,000円
・授業料(後期):各315,000円
■2年次 納入総額:1,030,000円
・授業料(前期):各325,000円
・施設・設備費(前期):270,000円
・維持費(前期):120,000円
・授業料(後期):各315,000円
<建築学科(夜間・2年制)>
■1年次 納入総額:870,000円
・入学金:150,000円
・授業料(前期):各310,000円
・施設・設備費(前期):100,000円
・維持費(前期):20,000円
・授業料(後期):各290,000円
■2年次 納入総額:720,000円
・授業料(前期):各310,000円
・施設・設備費(前期):100,000円
・維持費(前期):20,000円
・授業料(後期):各290,000円
<建築士専攻科>
■1年次 納入総額:730,000円
・授業料(前期):320,000円
・施設・設備費(前期):100,000円
・維持費(前期):20,000円
・授業料(後期):290,000円
麻生建築&デザイン専門学校ならではの費用(教材費や実習・海外研修等)
【実習費(1年次/2年次/3年次)】
※納付期限は前期校納金納付時
建築工学科:13,000円/21,000/38,000円
建築学科:19,000円/24,000円
建築CAD科:23,000円/23,000円
インテリアデザイン科:21,000円/23,000円
建築学科<夜間>:9,000円/9,000円
クリエイティブデザイン学科<プロダクトデザイン専攻>:23,000円/39,000円
クリエイティブデザイン学科<ビジュアルデザイン専攻>:39,000円/44,000円
【教科書・教材費等】
※2022年度実績
建築工学科:129,956円/69,725円/90,345円
建築学科:152,806円/106,565円
建築CAD科:130,876円/149,635円
インテリアデザイン科:185,641円/131,565円
クリエイティブデザイン学科プロダクトデザイン専攻:190,650円/155,213円
クリエイティブデザイン学科ビジュアルデザイン専攻:110,782円/66,095円
建築学科(夜間):52,569円/64,865円
建築士専攻科:131,400円
【ノートパソコン購入費】
全学科:約140,000~240,000円
【校友会(麻生塾福岡キャンパス同窓会組織)入会金(終身会員)】
全学科:10,000円
【大学併修費(建築工学科の希望者)】
愛知産業大学通信教育学部の併修費用が別途必要です。
1~3年次:各94,000円
4年次:322,130円
※卒業確定時、卒業諸経費20,000円
【海外留学】
希望者には入学後に案内があります。
麻生建築&デザイン専門学校で使える奨学金・学費サポート等について
<特待生制度>
特待A(学力特待生制度)、特待B(総合力特待生制度)、特待C(資格等特待生制度)
があり、優秀であると認められた学生に、ランクにより校納金を2万円~全額免除します。
<兄弟姉妹・親子入学支援金>
兄弟姉妹または父母が麻生専門学校グループの在校生または卒業生である場合、50,000円を後期校納金納付時に免除もしくは支給します。
<再進学支援金>
大学(通信制を除く)・短期大学・高等専門学校・専門学校(専門課程)に現在在籍、あるいは受験年度内に退学した人で、麻生建築&デザイン専門学校に再進学を希望する人に、50,000円を初年度の前期校納金から免除します。
<高等教育の修学支援新制度>
麻生建築&デザイン専門学校は、国の高等教育の修学支援新制度の対象校です。
世帯収入や資産の要件を満たし、学ぶ意欲がある学生を対象に、授業料等減免と給付型奨学金の支給を、国が支援します。
給付型奨学金は、進学前から高校などを通じて、日本学生支援機構(JASSO)へ申し込むことができます。
授業料等減免は、入学時に進学先の学校を通じてJASSOへ申し込むことができます。
支援額は、世帯の収入がどのくらいか、進学先の学校の種類(大学か、短期大学か、高等専門学校か、専門学校か)、自宅から通うか、一人暮らしかによって異なります。
授業料減免については、日本学生支援機構の給付型奨学金の認定を受けた人に限ります。
自分が対象となるか、どのくらいの給付型奨学金が受けられるかは、日本学生支援機構のホームページでシミュレーションすることができます。
<日本学生支援機構奨学金制度>
第一種奨学金(無利息)と第二種奨学金(有利子:卒業後年3%を上限とする)からなる貸与型奨学金があります。学力と家計による基準があり、利息付の第二種の方が、選考基準が第一種よりゆるやかです。
【第一種・無利子の貸付額】※私立専門学校
自宅通学者(月額):53,000円、40,000円、30,000円、20,000円より選択
自宅外通学者(月額):60,000円、50,000円、40,000円、30,000円、20,000円より選択
【第二種・有利子の貸付額】※私立専門学校
月額20,000~120,000円(10,000円単位で希望貸与金額を選択)
※最大年利3%以内
また、自然災害発生に伴う支援制度、選抜結果により寮費が減額される寮奨学制度 、教育訓練給付金制度、低金利で利用できる国(日本政策金融公庫)の教育ローン、信販会社の提携教育ローン制度も紹介しています。また、学生寮・マンションの案内もあります。