創造社デザイン専門学校は、夜間部も充実した、デザイナーを目指す人のための専門学校です。
創造社デザイン専門学校の学費について、概要や学科・コースの紹介、利用可能な奨学金情報などを交えてご紹介します。
創造社デザイン専門学校の概要
創造社デザイン専門学校は、1967年から続く大阪の専門学校です。
創立50周年を記念して2019年に中之島エリアに校舎を移転。次の100年に向けて新たな歩みを始めています。
創造社デザイン専門学校の大きな特長は、「専門士」の称号が得られる夜間部があること。
デザイン系の夜間部では唯一の「職業実践専門課程(専門士課程)」なら、昼間部と同じ授業時間数で学びながら、比較的少ない学費負担で「専門士」を取得でき、在学中の通学定期券の購入なども可能になります。
また、夜間部で唯一、社会人を対象に学費の一部が国から給付される「専門実践教育訓練給付金制度」の対象講座になっています。
もちろん、昼間部も大阪府認可の専門学校であるため、日本学生支援機構による奨学金制度や通学定期券、学生割引券を利用することが可能です。
PDCAマネジメントサイクルによる学習サービスの品質向上を常に心掛け、教育サービスの国際規格である「ISO29993」認証も取得している、教育の質にこだわる専門学校です。
創造社デザイン専門学校の詳しい紹介はこちら創造社デザイン専門学校のオープンキャンパス
創造社デザイン専門学校の学科・コース
創造社デザイン専門学校は、昼間部、夜間部ともに2年制で、それぞれに卒業必須単位が54単位の専門課程と、70単位の職業実践専門課程があります。
グラフィック専攻、イラストレーション専攻、インテリア専攻、プロダクト専攻、ICTデザイン専攻があり、専門課程の場合は<デザイン学科>、職業実践専門課程の場合はそれぞれ<ICTデザイン・マーケティング学科>、<モノ・コトづくり学科>となります。
昼間部は週5日制で、授業時間は10時〜17時と始業が比較的遅いので遠方からも通学しやすくなっています。
夜間部は職業実践専門課程が週6日制、専門課程が週3日〜5日制で、授業は18時〜21時の間で行われます。
<モノ・コトづくり学科>
グラフィック専攻
あらゆるメディアや業界で、伝えたいメッセージをアート的表現に変換し、発信して社会課題を解決できるグラフィックデザイナーを育成します。
目指せる職業:アートディレクター、クリエイティブディレクター、タイポグラファーなど。
イラストレーション専攻
デジタルツールを使いこなし、多彩な描き分けとインパクトのあるイラストを生み出せるイラストレーターを目指します。
目指せる職業:アートディレクター、商品デザイナー、パブリックアーティストなど。
インテリア専攻
あらゆる空間に新しい価値をプラスし、多様化するニーズに応える場づくりでコミュニティーをデザインできる技術を身につけていきます。
目指せる職業:イベントディレクター、都市開発ディレクター、地域創生コンサルタントなど。
プロダクト専攻
モノの価値を変化させ、新しいインターフェスで社会を豊かにします。
目指せる職業:生活雑貨デザイナー、商品企画コンサルタント、地域産業コンダクターなど。
<デザイン学科>
グラフィック専攻
伝えたいメッセージをアート的表現に変化し、あらゆるメディアのアウトプットするグラフィックデザインを学びます。
目指せる職業:グラフィックデザイナー・パッケージデザイナー・エディトリアルデザイナー・DTPデザイナーなど。
インテリア専攻
暮らしと営みに新しい価値をつくりだし、住宅・環境・建築・商業施設・空間プランニング会社で活躍するインテリアデザイナーを目指します。
目指せる職業:インテリアプランナー、ストアプランナー、福祉住環境コーディネーターなど。
プロダクト専攻
機能性と美しさを融合し、生活を彩る新しい価値を生み出すプロダクトデザイナーを育成します。
目指せる職業:プロダクトデザイナー・インダストリアルデザイナー・ステーショナリーデザイナー・生活雑貨デザイナーなど。
イラストレーション専攻
フォトショップや描画表現の基礎を学び、独自のイラストの世界観を武器にグッズ、雑貨等のメーカーへ強烈なインパクトを発信していく人材を育成します。
目指せる職業:イラストレーター・キャラクターデザイナー・商品企画・絵本作家・漫画家・アニメーターなど。
<ICTデザイン・マーケティング学科>
ICTデザイン専攻
デジタルテクノロジーを活用し、データ分析から解決案を提示、クライアントのニーズにこたえられるスキルを身につけます。
創造社デザイン専門学校の学費内訳
創造社デザイン専門学校の学費を見ていきましょう。
学費は、専門課程か職業実践専門課程か、昼間部か夜間部かで異なります。
≪専門課程≫
<デザイン学科 共通>
【昼間部】
■1年次 納入総額:1,020,000円
・入学金:120,000円
・諸費用:360,000円
・授業料:540,000円
■2年次 納入総額:900,000円
・諸費用:360,000円
・授業料:540,000円
【夜間部】
■1年次 納入総額:720,000円
・入学金:120,000円
・諸費用:240,000円
・授業料:360,000円
■2年次 納入総額:600,000円
・諸費用:240,000円
・授業料:360,000円
≪職業実践専門課程≫
<ICTデザイン・マーケティング学科、モノ・コトづくり学科 共通>
【昼間部】
■1年次 納入総額:1,320,000円
・入学金:120,000円
・諸費用:480,000円
・授業料:720,000円
■2年次 納入総額:1,200,000円
・諸費用:480,000円
・授業料:720,000円
【夜間部】
■1年次 納入総額:900,000円
・入学金:120,000円
・諸費用:240,000円
・授業料:540,000円
■2年次 納入総額:780,000円
・諸費用:240,000円
・授業料:540,000円
創造社デザイン専門学校ならではの費用(教材費や実習・海外研修等)
【実習消耗品費】
年間約24,000円(2022年度参考)
【個人で使用する教材費用】
年間約60,000~80,000円(2022年度参考)
創造社デザイン専門学校で使える奨学金・学費サポート等について
<奨学給付金制度>
出願前に給付金の予約申請を行ない、支給基準相当であると認められる場合、最大6万円の入学後の奨学給付を予約することができます。
<AO入学特待生制度>
AO入学合格の場合、無条件で学校独自奨学金が支給され、初年度学費が最大6万円減免されます。
<高校指定校推薦特待生度(専願)>
指定校特待生学費を適用し、諸費用より12万円を減免します。
<高等教育の修学支援新制度>
創造社デザイン専門学校は、国の高等教育の修学支援新制度の対象校です。
世帯収入や資産の要件を満たし、学ぶ意欲がある学生を対象に、授業料等減免と給付型奨学金の支給を、国が支援します。
給付型奨学金は、進学前から高校などを通じて、日本学生支援機構(JASSO)へ申し込むことができます。
授業料等減免は、入学時に進学先の学校を通じてJASSOへ申し込むことができます。
支援額は、世帯の収入がどのくらいか、進学先の学校の種類(大学か、短期大学か、高等専門学校か、専門学校か)、自宅から通うか、一人暮らしかによって異なります。
授業料減免については、日本学生支援機構の給付型奨学金の認定を受けた人に限ります。
自分が対象となるか、どのくらいの給付型奨学金が受けられるかは、日本学生支援機構のホームページでシミュレーションすることができます。
<日本学生支援機構奨学金制度>
第一種奨学金(無利息)と第二種奨学金(有利子:卒業後年3%を上限とする)からなる貸与型奨学金があります。学力と家計による基準があり、利息付の第二種の方が、選考基準が第一種よりゆるやかです。
【第一種・無利子の貸付額】※私立専門学校
自宅通学者(月額):53,000円、40,000円、30,000円、20,000円より選択
自宅外通学者(月額):60,000円、50,000円、40,000円、30,000円、20,000円より選択
【第二種・有利子の貸付額】※私立専門学校
月額20,000~120,000円(10,000円単位で希望貸与金額を選択)
※最大年利3%以内
<教育訓練給付金制度>
働く人のキャリアアップや再就職を支援する制度で、一定の条件を満たし、厚生労働省指定講座を受講終了後1年以内に就職した場合、2年間で最大112万円の給付金が支給されます。
また、低金利で利用できる国(日本政策金融公庫)の教育ローン、信販会社の提携教育ローン制度も紹介しています。また、指定学生寮の案内もあります。