東京福祉保育専門学校は、池袋にある保育士や幼稚園教諭、介護福祉士の専門学校です。
東京福祉保育専門学校の学費について、概要や学科・コースの紹介、利用可能な奨学金情報などを交えてご紹介します。
東京福祉保育専門学校の概要
東京福祉保育専門学校は、東池袋駅から徒歩2分、サンシャインシティのすぐそばにある専門学校です。
保育士や幼稚園教論資格や介護福祉士の受験資格が取得できる一般の通学課程に加え、精神保健福祉士の受験資格が得られる通信課程、留学生向けの通学課程があります。
創立当時から学生同士でディスカッションをしながら講義を進める「アクティブラーニング型」を導入し、社会で求められる「考える力」「コミュニケーション力」「書く力」を育成する授業をしています。
少人数制と担任制で、学業や生活の不安から就職まで一人ひとりを丁寧にサポート。
単位を落とした学生にも何回も再履修を組み、「留年させない」ことを約束しています。
こども学科では短期大学部通信課程のカリキュラムを併修することで、短大卒の資格を得ることもできます。
また、専門学校卒業後に、系列の東京福祉大学(池袋キャンパス)の3年次に編入できる指定校推薦制度もあり、より学びを深めることも可能です。
学費面で特徴的なのは、入学して1年間で成長を実感できなかった場合、1年次の学費を全額返金する「学費返金保証制度」があることです。
高等教育の修学支援新制度の対象校であり、就労等の条件により返済が免除になる介護福祉士等修学資金貸付制度や保育士等修学資金貸付制度、学校独自の奨学金制度を利用することもできます。
また、認可された専門学校であるため、日本学生支援機構の第一種・第二種奨学金制度や通学定期券、学生割引券も利用できる学校です。
東京福祉保育専門学校の詳しい紹介はこちら東京福祉保育専門学校のオープンキャンパス
東京福祉保育専門学校の学科・コース
東京福祉保育専門学校は、昼間2年制の<こども学科>と<介護福祉士学科>があります。
また、すでに大学等を卒業した人を対象とした、社会福祉士や精神保健福祉士養成のための通信課程もあります。
留学生向けの通学課程には、日本語学科、国際IT学科、国際ビジネス学科、介護福祉士学科、経営福祉学科があります。
<こども学科>
保育士のみを目指す「保育士コース」と
短大の通信課程も併修する「保育士+幼稚園教諭2種+短大卒コース」があります。
ピアノ初心者にもオリジナルテキストで丁寧に指導。無料で補講も行います。
「保育士」「幼稚園教諭二種免許状」「認定ベビーシッター」の3つの資格取得が可能な学校は都内でもめずらしく、「認定ベビーシッター」は在宅で仕事ができるので、取得しておくと有利な資格といえます。
<介護福祉士学科>
東京福祉保育専門学校は都内で初めて介護福祉士養成施設の指定を受けた学校で、学科卒業と同時に、国家資格である「介護福祉士」の受験資格が得られます。
地域の高齢者施設と連携・協力した実践的な授業を行い、介護現場で即戦力となれる介護福祉士を育成しています。
海外からの留学生と交流する機会も多く、グローバルな視野が身につきます。
東京福祉保育専門学校の学費内訳
東京福祉保育専門学校の学費を見ていきましょう。
年3回払いまたは年9~11回払い(学科による)が選択できます。
また、2022年9月1日~12月20日までに専願出願した人には、全員に100,000円が支給されます。(返還不要)
<こども学科>
【保育士+幼稚園教諭2種+短大卒コース】
卒業までの総額:2,100,000円
1年次 | 2年次※ | |
---|---|---|
入学金 | 100,000円 | |
授業料 | 650,000円 | 650,000円 |
施設設備資金 | 145,000円 | 145,000円 |
実習費 | 100,000円 | 40,000円 |
諸経費 | 115,500円 | 34,500円 |
特別奨学金※ | ▲65,240円 | ▲188,240円 |
併修費用(特別奨学金適用済) | 254,740円 | 218,740円 |
年間納入学費 | 1,200,000円 | 900,000円 |
※2023年4月入学者全員に支給されます(返還不要)
【保育士コース】
卒業までの総額:1,600,000円
1年次 | 2年次※ | |
---|---|---|
入学金 | 100,000円 | |
授業料 | 650,000円 | 650,000円 |
施設設備資金 | 145,000円 | 145,000円 |
実習費 | 100,000円 | 40,000円 |
諸経費 | 156,000円 | 68,500円 |
特別奨学金※ | ▲71,000円 | ▲283,600円 |
年間納入学費 | 980,000円 | 620,000円 |
※2023年4月入学者全員に支給されます(返還不要)
<介護福祉士学科>
卒業までの総額:2,100,000円
1年次 | 2年次※ | |
---|---|---|
入学金 | 100,000円 | |
授業料 | 755,000円 | 755,000円 |
施設設備資金 | 145,000円 | 145,000円 |
実習費 | 260,000円 | 0円 |
諸経費 | 138,200円 | 36,500円 |
特別奨学金※ | ▲98,200円 | ▲36,500円 |
年間納入学費 | 1,200,000円 | 900,000円 |
※2023年4月入学者全員に支給されます(返還不要)
東京福祉保育専門学校ならではの費用(教材費や実習・海外研修等)
どちらも任意参加のため、希望者は別途費用がかかります。
【アメリカ夏期短期研修】
ハーバード大学とフォーダム大学の大学院の寮に滞在し、アメリカの福祉・医療・心理・教育の専門家や大学院教授による特別講義受講、病院や医療・福祉・教育施設でのボランティア・見学などを行います。
例年ニューヨークとボストンの約4週間コースとボストンだけの2週間コース、ニューヨークだけの約2週間コースが用意されています。
【韓国秋期短期留学】
韓国屈指のリゾートエリアといわれる束草(ソクチョ)にある京東大学で、韓国語を学び、学生たちとの交流を楽しみます。
東京福祉保育専門学校で使える奨学金・学費サポート等について
<AO入学特典>
早期に専願で出願すると、10万円の特別奨学金が支給されます。
AO入試を受けるためには、オープンキャンパスへの参加が必要です。
<東京福祉保育専門学校 授業料免除制度>
進級時、学内公募による選考(小論文・面接)を行い、成績優秀で他の学生の模範となる学生に対し、授業料の全額または半額を免除します。
<東京福祉保育専門学校 特待生入学>
福祉社会に貢献できる優秀な人材を育てるため、特待生入試に合格し、その能力が認められた方に対して、奨学金として1年次の授業料の全額または半額を免除します。
<東京福祉保育専門学校 学費返金保証制度>
入学してから1年間で成長が実感できなかった場合、下記の条件に該当する人を対象に学費を全額返金します。
・1年次の修了時点で退学する
・1年次の年間出席率が90%以上
・1年次の学費を全額、かつ指定日までに納入済み
<東京都 介護福祉士等修学資金貸付制度>
介護福祉士学科対象の制度です。
無利子で貸付を利用でき、卒業後に都内の指定施設で5年以上勤めれば、返還義務が無くなります。
・月額5万円以内
・入学準備金・就職準備金 各20万円以内(任意)
・介護福祉士国家試験受験対策費用 一年度あたり4万円以内(任意)
・生活費加算(条件を満たす場合)
<東京都 保育士等修学資金貸付制度>
こども学科対象の制度です。
無利子で貸付を利用でき、卒業後に都内の指定施設で5年以上勤めれば、返還義務が無くなります。
・月額5万円以内(総額120万円以内)
・入学準備金・就職準備金 各20万円以内(任意)
・生活費加算(条件を満たす場合)
<日本学生支援機構奨学金制度>
第一種奨学金(無利息)と第二種奨学金(有利子:卒業後年3%を上限とする)からなる貸与型奨学金があります。学力と家計による基準があり、利息付の第二種の方が、選考基準が第一種よりゆるやかです。
【第一種・無利子の貸付額】
自宅通学者(月額):53,000円、40,000円、30,000円、20,000円より選択
自宅外通学者(月額):60,000円、50,000円、40,000円、30,000円、20,000円より選択
【第二種・有利子の貸付額】※私立専門学校
月額20,000~120,000円(10,000円単位で希望貸与金額を選択)
※最大年利3%以内
<高等教育の修学支援新制度>
東京福祉保育専門学校は、国の高等教育の修学支援新制度の対象校です。
世帯収入や資産の要件を満たし、学ぶ意欲がある学生を対象に、授業料等減免と給付型奨学金の支給を、国が支援します。
給付型奨学金は、進学前から高校などを通じて、日本学生支援機構(JASSO)へ申し込むことができます。
授業料等減免は、入学時に進学先の学校を通じてJASSOへ申し込むことができます。
支援額は、世帯の収入がどのくらいか、進学先の学校の種類(大学か、短期大学か、高等専門学校か、専門学校か)、自宅から通うか、一人暮らしかによって異なります。
授業料減免については、日本学生支援機構の給付型奨学金の認定を受けた人に限ります。
自分が対象となるか、どのくらいの給付型奨学金が受けられるかは、日本学生支援機構のホームページでシミュレーションすることができます。
<東京都 母子及び父子福祉資金>
都内在住の母子家庭または父子家庭の保護者に無利子で貸し付けを行います。
就学支度資金:580,000円 (自宅外)
修学資金(月の貸付限度額):89,000円 (自宅)/126,500円 (自宅外)
また、低金利で利用できる国(日本政策金融公庫)の教育ローン、信販会社の教育ローンも紹介しています。