A.
ある程度のトリミング方法は動画サイトでも紹介されているので、見よう見まねで行えるでしょう。ただし失敗したときが大変です。毛を刈り込みすぎて体調を崩したり、衛生的に保たなければならない肛門周辺のトリミングが、適切に行えていないと病気になりやすいです。
ペットを飼う人が増えたため飼い主側も知識を持っており、きちんと勉強した有資格のトリマーを望んでいます。独学では一定水準以上のトリミング技術の取得は難しいでしょう。
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HOME > 動物人気ランキング > 職業コラム > 動物専門学校で人気な就職先、トリマーを目指す人からのよくある質問
Q.独学でも勉強できますか?
Q.男性のトリマーはいますか?
A.
現在のトリマーの男女比は女性が9割以上を占めています。
しかし大型犬を飼う人も増えて、体力と力のある男性のトリマーも重宝されています。動物が好きで愛情を持って仕事が出来るなら性別は関係無く仕事が出来ます。
Q.トリマーとしての資格を取っておきたいです。お勧めは?
A.
トリマーの資格は民間の団体が独自の審査基準で定めて認定しているため、国家資格ではありません。
例えば社団法人ジャパンケンネルクラブが、一定基準の技術などを持っている人に資格を与えています。これからも家族同様にペットと暮らす人は増え続けるでしょう。そのため資格を持っている人にトリミングをして貰いたいと思うのは自然な流れです。
他には動物病院などでトリマーとして働く人は獣医の診察補助も行うことがあります。そのためケガをした動物の看護が出来る「動物衛生看護士」の資格を持っておくと、さらに幅広い対応が出来ます。
Q.将来開業を考えていますが、トリマーの給料が安く貯金が出来ません。
A.
トリマーは自宅の一角を改装するだけで開業できるので、初期投資金額が少なくて済みます。
本格的に開業したいなら、大規模なトリミングサロンに就職すると給料が上がる可能性が高いです。サロンによって物品販売のノルマがあって理想と違っていたり、飼い主さんとのコミュニケーションが取りやすいなどの利点もあり、収入だけで勤務先を選ぶと失敗しやすいです。
日々動物と飼い主に喜んで貰える仕事をしていると、固定客が付くようになります。そこからが開業に向けてのスタートでしょう。
Q.どのようにしたら技術は取得できるのでしょうか?
A.
トリマーの見習い期間ではサロンや動物病院に就職して、先輩方がトリミングをしているところを見学し、技術を身につけていきます。
専門学校などでは知識の習得だけではなく実習もあるため、自信を持ってトリミングを行うことが出来ます。
誰でも初めは初心者なので、見ることから初めて実習を行っていくことで技術を高められます。