【画像付き】一目で分かる奨学金継続願の書き方」について

【画像付き】一目で分かる奨学金継続願の書き方」について 学費・奨学金関連知識
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奨学金を継続して受け取るために必要なものが奨学金継続願です。どのようにして書けばいいのかわからず困る人がよくいます。そこで、この記事では画像付きで奨学金継続願の書き方について説明しましょう。

奨学金継続の意思を確認する

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奨学金継続願はスカラネットというシステムを活用してウェブ上で入力していきます。そこでは、まず奨学金をこれからも継続して受け取る意思があるかどうかが確認されます。もしここで「継続を希望しません」をチェックすると支給が停止するため注意しましょう。

住民票の住所や電話番号を変更したかどうかの確認がされるため正直に回答してください。変更している場合は、変更後の情報を入力します。それ以外の情報についても変更があれば提出しなければいけません。

また、奨学金の返還や、廃止や停止の処置について承知している・理解していることを確認する項目もあります。ここで、「承知していない」「理解していない」を選択すると次の画面に進むことができないため気をつけましょう。

学生生活の状況や学修の状況について入力する

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学生生活の状況は記述式で200字以内にまとめて1年間の学生生活の状況について説明する必要があります。こちらには課外活動への参加やボランティア活動への参加などについて記入すれば良いでしょう。どういった学生生活を送っているのか把握するのが目的であり正直に記入しましょう。見栄を張る必要はなく、学業でもサークル活動でも、ボランティアでも、注力していることや頑張ったことがあれば書いてください。

学修の状況については、授業にきちんと出席していない、学修への取り組みが不足している場合は記述が求められます。出席については、嘘をついてもバレてしまうため正直に答えましょう。授業にきちんと出席できなかった理由があれば、ちゃんと説明しないと奨学金が停止になる可能性があります。学修に対する取り組みの姿勢については、あえて「取組みが不十分だった」を選ぶ理由がないため「熱心に取り組んだ」を選びましょう。留年するかもしれないような状況の場合にのみ「取組みが不十分だった」を選び、詳しい事情を釈明すると良いでしょう。

経済状況の確認

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奨学金を申し込んだ時点と比較して経済状況に変化があったか質問されるため、正直に回答しましょう。次に、主として生計を維持するもの、その他の生計を維持するものについて、昨年1年間の所得金額を記入する項目があります。所得証明書を確認して正確な数字を記入してください。画像

自身の収入について記入する項目もあります。こちらには家庭からの給付や奨学金の給付額、その他の奨学金、アルバイトの収入など収入に関するものはすべて記入しなければいけません。現在の貸与額が適切かどうか判断するための大事な項目です。画像画像

支出の状況について記入する項目も用意されています。こちらも正確な金額を記入しましょう。ただし、食費やその他の細かな支出については正確な数字を把握できていないケースもあります。こちらはあくまでも概算で問題ありません。大まかな数字さえわかればいいため、すべての支出のレシートや領収書を保管しておく必要もありません。ただし、学費については正確な数字を調べて書きましょう。

注意点として支出が収入を上回っていることがないようにしてください。支出が収入を上回るのは論外であり、後で連絡が寄せられます。また、収入が支出を極端に上回る場合は、そもそも奨学金の必要性を疑われるためこちらも注意しましょう。

さらに、経済状況について具体的に説明する項目があります。こちらは奨学金を申し込んだ理由を踏まえた上で現在の経済状況は好転したのか悪化したのか詳しく書きましょう。現在の収入や支出について細かな点についても言及すると良いでしょう。

その他の項目や注意点

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奨学金継続願では最後にアンケートの項目があります。こちらは事業の実施上の参考にするためのものであり、今後の貸与の継続には影響しないため正直に回答しましょう。

ここまでの項目をすべて記入した後で記入漏れや誤りがないのか細かく確認してください。明らかな誤入力が存在すると後で学校から照会・訂正指導が実施されるケースがあります。入力後に画面を印刷、あるいはデータを保存できる画面が表示されるため、必ず保管しましょう。データを送信すると最後に受付番号が表示されます。16桁の受付番号は必ずメモを取っておいてください。

細かな注意点として、小数点は入力してはいけません。小数点は切り捨てて入力するルールです。すべての項目を埋める必要があり、空白を作らないようにしましょう。

まとめ

奨学金継続願にはさまざまな項目が用意されています。これらは最終的に審査されて適格認定の判断材料となるため大事なデータです。誤りがないように注意しながら入力しましょう。

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