【校名変更特集】
いよいよ年度末!学校名を変更する専門学校

公開日:2017年3月24日(金)19:30


◆随時追加!学校の名前を変える専門学校

学校名というのはまさに学校の顔とも言えるもので、人間でいう名前と同じもの。
基本的には変えることも少ないけれど、日夜変化する世の中に合わせて学べる分野を増やしたり専門性を高めたりするとき、その決意表明とも言える形で校名変更を行うわけだ。
そこで今回は年度末で学校名が変わることの多いタイミングなので、学校名が変わると分かった学校を随時Pick Upしていくよ!

◆2017年4月~「代官山音楽院」→「島村楽器テクニカルアカデミー」

音楽業界で有名な島村楽器株式会社。
そこが母体として運営していた学校が、「代官山音楽院」だ。
2017年4月から、「島村楽器テクニカルアカデミー」に校名変更をする予定。
その名の通り代官山駅が最寄りとなるこの学校は、楽器のリペアを中心に、楽器ごとに分かれた学科編成という特徴がある。
それぞれの楽器に特化した知識と技術を身につけた上で、母体からなる音楽業界との繋がりで就職も安心という学校。
今回その島村楽器との繋がりを強化して、より業界とのコネクションを強化しようというのが狙い。
確かに専門学校は業界就職が大きな目的となるので、コンセプト通りの校名変更だ。

◆2018年4月~「大阪コミュニケーションアート専門学校」→「OCA大阪デザイン&IT専門学校」

日本屈指の規模を誇る滋慶学園グループである大阪コミュニケーションアート専門学校。
OCAの略で親しまれていたこの学校が、今回「OCA大阪デザイン&IT専門学校」に学校名を変更する。
正直以前の学校名よりどんなことが学べるかは分かりやすい学校名となった気がする。
こちらのニュースでも既に取り上げたのだけど、OCAでは2018年4月入学の人から西日本で初めてのプロゲーマー養成学科が誕生する。
それに合わせて、これからよりデザインとITに特化した学校を目指すという学校からのメッセージだろう。

◆2018年4月~「滋慶おもてなし&ブライダル・観光専門学校」→「大阪ウェディング&ホテル・観光専門学校」

最高のサービスを学ぶ、をスローガンにホスピタリティとはなんぞやを学ぶ学校。
おもてなしという言葉はオリンピック東京誘致の時にも話題になった素敵な日本語。
まさに上質のサービスを届けるという意味で理想的な日本語だ。
そこから滋慶学園は業界の専門性をアピールするために、ウェディング・ホテル・観光という業界名を学校名に加えたのだろうと想定できる。
2020年の東京オリンピックに向けて、即戦力の人材を養成し続けてくれるはず。

◆2018年4月~「専門学校 ESPミュージカルアカデミー」→「専門学校ESPエンタテインメント東京」

世界的に有名なギターメーカーである株式会社ESPを母体とし、東京や大阪に拠点を構えるESPミュージカルアカデミー。
今回学科名やコース名まで含めた名称変更を行う。
同じタイミングで福岡にもESPエンタテイメント福岡が新設される予定で、勢いはどんどん加速する。
音楽だけではなくエンタテイメント全般に強いESPならではの采配と言えるかもしれない。
ただ個人的には、学校名に分野が混ざっていた方が分かりやすいなぁと思ったり思わなかったりする。

◆管理人のコメント

まずは4校、情報が見つかったので紹介してみた。
それぞれ色々な目的があって学校名を変えるわけだけど、基本的にはやっぱり自分の学校では何を学べる、どんな特徴がある。
そういったことが分かりやすいか、インパクトになる学校名が多い印象を受ける。
例えば東京美容専門学校といえば、東京にある美容について学べる学校なんだな、って。
これからもどんどん学校数は増えていくし、ジャンルも増えていくかもしれないけれど、その度に学校名が被らないようにするのって結構大変そうだよね。
オンラインゲームとかでもよく「既に使用されている名前です。」って出るし。 独自性と分かりやすさ。学校名一つとっても、なかなか奥深い。


文責:七文

更新日:2017年3月24日(金)19:30