学費以外にも寮や生活費などかかるお金がいっぱい

寮の場合

地元を離れて進学する場合は引っ越しなど初期費用がかかります。
しかし寮に入ると学費以外にかかる生活費をかなり節約できます。

まず寮の家賃は一人暮らしより断然安く月額5000円程度です。
少し高くても10000円前後ですが賃貸アパートと比べるとかなり格安です。

アパートを借りるときに必要な敷金、礼金などが要らないので、初期費用を大幅に節約できます。
さらに家具が備え付けてあり備品の準備も必要ありません。
身の回りの物を持ってくるだけで新生活が始められる身軽さがあります。

食事付きの寮なら毎月の食費を支払えば、毎日栄養価の高い食生活を送れるので。満足感が高いです。
水道光熱費は寮によっては定額の徴収または、使った分だけの徴収と2種類に分かれます。

他に必要な費用はインターネット通信料、スマートフォンの料金、参考書代、交通費、趣味に使うお金などです。

寮は門限があるのでサークルに所属している場合は活発に行動しにくいかもしれません。また、飲み会などに参加する場合は別途費用がかかります。
寮に入ると門限がありアルバイトをしにくくなるといった懸念もあります。
企業側にとって寮生は、門限の関係上採用しにくいようで、面接のときに質問される場合があるのです。

そのため女の子の場合、深夜の帰宅を心配した保護者がアルバイトを禁止したくて寮に入れたがることがあるそうです。
費用を節約できるのでバイトをしなくても済みそうですが、寮に入るなら保護者とよく相談して決めたいですね。

一人暮らしの場合

一人暮らしの場合、学校の近くに住むと友人のたまり場になる可能性があり、便利さとプライバシーのどちらを取るか悩ましいところです。

学校から離れた物件は交通費がかかる点を考慮しましょう。
ただし家賃相場が低い地域にアパートを借りて安価な交通手段で便利に通えるなら、学校の近くにこだわらなくても良いでしょう。
不動産屋に電話して学校名を伝えると便利で安い物件を紹介して貰えます。

ホームページでも物件は探せますが、土地勘のある地元の人にしか解らないことも多いので、居住地の不動産屋にお願いした方が良い物件に巡り会えるかもしれません。物件を紹介して貰ったら何件かに絞り込んで見学に行きましょう。物件を見るポイントは、学生だけではどこを見たら良いのか判断し辛いので保護者にも同伴してもらうことです。

物件の広さや使いやすさ、立地、家賃、交通の便など納得のいくところが見つかったら契約します。
寮に入らずアパートで一人暮らしの場合、高額な住居費がかかります。

まず家賃50,000円とすると敷金が2~3ヶ月分、礼金が1ヶ月分の50,000円程度で、火災保険や不動産会社へ支払う仲介手数料や保証料を徴収するところもあります。この場合では、住居費だけで350,000円は必要です。
さらに家具や電化製品が必要です。
自宅で使っている物を送るという手段もありますが運賃が高く逆に負担となることもあります。 新品を買えばお店で組み立てて設置までして貰えるサービスを利用すれば、労力と費用の節約になります。

賃貸アパートは寮に比べて初期費用などが高く、約800,000円から1,000,000円程度はかかりますが、後は本人の節約の手腕がものを言います。
自炊をする、アルバイトで稼ぐなど学校生活に合った方法で暮らしていきましょう。

アパートで一人暮らしの場合、節約のポイントとなるのは食費です。
毎食を外で済ませると多大なるお金がかかります。

学校の友人と毎晩外食していたらお金がすぐになくなるでしょう。
外食は栄養も偏るため出来るだけ自炊をすることで節約になるだけでなく、栄養価の高い食生活を送れるのです。

上へ