三者面談は普段の授業の様子や指導内容、受験に向けてどのような教育が行われているか知る、特に保護者の方にとって大切な機会・時間です。
高校のテストの成績などは実際に教員に会わなくてもわかりますが、どのような進路に進みたいのか子どもと相談できない保護者の方も多いです。
そこで、三者面談を有意義なものにするためにも。事前にしっかりと準備しておくことが大切です。
特に3年生は進路を決めるにあたって重要な学年なので、本記事では先生を含め、三者面談をより良くするためのポイント・聞かれることをご紹介していきます。
親に自分の考えや希望を伝える
両親にしっかりと自分の考えや希望を伝えることが大切です。
自分の希望する進路を選ぶためには、まずはしっかりと伝えることが大切です。
なかなか保護者の方の希望する進路と違う進路に進みたい方は、伝えづらいかと思います。
しかし、いつまでも伝えないわけにはいきません。
いざ三者面談を行うにあたって、進みたい進路について共有できていないと、保護者の方とあなたの間だけで会話が行われ、先生が居る意味がなくなってしまいます。
学費や将来の職業について、あらかじめある程度意見を共有しておかないと、せっかくの三者面談も無駄になってしまいます。
自分の考えをアウトプットして整理
いきなり保護者の方に考えを伝えるのは難しいという人は、自分の考えをアウトプットして整理しておくのもおすすめです。
紙に書き出して整理するでも、スマホのメモ機能を利用するでも良いですが、文章にしてまとめておきましょう。
いきなり先生や保護者の方に伝えようとしても、なかなかうまくいかないものです。
「なぜ」その進路に進みたいのか
その進路で「どのような」ことを頑張るのか
その進路に将来性はあるのか、将来仕事に困らない「根拠」は何か
をまとめると良いです。
志望先について調べるのは重要
志望先について調べることは、上記で紹介したような「なぜ」「どのような」を説明できることもそうですが、「本気度」を示すためにも大切です。
保護者の方が反対、またはあまり気が乗らない進路を選ぶ時、進路について上手く説明できないと、「この子は本当にこの進路で本気で頑張る気があるのか?」と不安になります。
しかし、例えば専門学校の場合
志望校
何を学べるか
学費はどのくらいか
どんな特徴があるか
就職先にはどのようなものがあるのか
などをまとめておくと「しっかり自分で調べるくらい、モチベーションが高いんだ」と納得してくれます。