収入や将来性が気になる建築関係の仕事について

収入や将来性が気になる建築関係の仕事について

◆建築業界での収入

○建築士
建築士は国家資格となり限られた人しかなれない職業。なので年収も相応に高くなる傾向にあるよ。
具体的には平均で650万円前後、月収では40万~45万程が一般的とされている。
もちろんこれは一級と二級によっても差があるし、勤め先の規模でも大きく変わってくる。
大手会社に勤めるならば年収800万円~900万円もザラだし、逆に中小となれば400万円前後になることも。
ちなみに建築士ならば独立も可能なので、上手くすれば1,000万円超え、下手すれば数千万という夢もある仕事だよ。

○宅地建物取引主任者
引っ張りだこで人気な資格である宅地建物取引主任者だけれど、人気な分取得者も多いので、普通の不動産屋で働くのであれば年収400万円前後とそれほど高くはない。
ただし経年で収入は上がっていき、年収700万円前後の人もいるし、やっぱり大手企業であれば1,000万円も目指せる職業だよ。
独立開業も十分目指せる職業だから、知名度も上がって高額案件をコンスタントに取れるようになれば年収の上限はほぼないと言ってもいい。
ただし不動産の特性上景気にかなり左右されやすいという特徴があるので、いつもいつでもがっつり稼げるということはないかもしれないのが現実だね。

○インテリアコーディネーター / 空間デザイナー
広く活躍の場があるインテリアコーディネーターだけれど、基本的には働き方も年収もさほど一般的な仕事と変わらず、年収400万円前後が平均。
また、大手であれば収入アップが見込めるというのも同様だね。
中にはインテリアコーディネーターの資格取得をしておくことで資格手当をもらえることもある。
働き始めてからでも狙えるけれど、そもそも就職のしやすさもあるので在学中の取得を目指しておくと良さそうだね。
他にも二級建築士など関連資格があれば、なおのこと専門性は増して収入も見込めるよ。
フリーランスという働き方もできるけれど、人気になるまではいばらの道。
まずは会社や事務所で実力をつけて、人脈を広げ、基盤を作ってからチャレンジしよう。

○電気工事士
電気工事士の年収は、平均で400万円から500万円ほどとやはり一般的なサラリーマンと大差はない。
そして企業の規模によって左右されるというのも上に挙げた仕事と同様だよ。
ただし上と違う点として職人気質な部分があるということがあり、経験を積めば積むほど、技術が上がれば上がるほど収入が上がりやすいという特徴がある。
そして技術やスキルで収入が変わるということは独立しても成功が狙えるということ。
建築関係全体に言えることだけれど、やはり専門性が高く技術力が問われる職業は研鑽次第で収入アップが見込める傾向にあるね。

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