アニメーターになるにはどうしたらいい?アニメ制作についてご紹介!
◆アニメーターは誰にでもなれる?
アニメーターは、試験や資格受験が必要だったり、高学歴が必要な仕事ではない。
とはいえ誰にでもなれるわけでもなく、やはり求められるのは、プロレベルの画力だ。
だから既にそのレベルの画力を備えているならば、高校卒業後でもアニメ制作会社に入社することは可能だろう。
ちなみに画力と言うのもさまざまあって、デッサン力だったり構成力だったりの細やかなスキルが欲しいところ。
1枚絵を仕上げるのが上手いからと言って、それはイコールで画力ではないことに注意だよ。
◆アニメーターになるための学校
アニメーターを目指すならば、やはりアニメーション系を学べる専門学校に入るのが一般的。
スキルを身に付けるのももちろん目的の一つだけれど、何より重要というかメリットになり得るのは業界とのコネクション。
サブカルチャーが発展してきて、アニメーター志望者は増えている。もちろん制作会社も人では足りていないけれど、多くの人を採用する余裕はない。
だから元々コネクションが強い学校を利用することで、就職の難易度が下げられるということなんだね。
学校によって修業年限も違えばカリキュラムももちろん違うから、入学を決める前にしっかりチェックをしておこう。
◆どれだけの力があるかが大事
人手が足りないアニメ制作会社だけれど、中途半端なスキルを持つ人を採用するほど困っているわけではない。
その上で収入もあまり高いとは言えないので、なかなか環境は厳しいものだね。
さらに体力勝負な面が強いので、年齢制限があるわけではないけれど若い方が喜ばれる。
競争率も高いからアピールする力も求められるので、アニメーターへの熱意がかなり重要なポイントだね。
◆将来性について
日本のアニメの発展具合は昨今でも勢い衰えることを知らず、国内に留まらず海外でも評判はいい。
でも制作会社の労働環境は決していいとは言えず、一部の熱意ある人たちに支えられているのが現状なんだ。
作業の一部を中国などの国へ委託する場合もあって、なおさら国内の若手アニメーターは育ちづらくなっていく。
技術は進歩するばかりで、専門的なスキルの必要性も高まっている中、なかなか厳しい環境なのが実情だけれど、少なくとも廃れることのない業界であることには間違いないよね。