アパレルの仕事に必要な能力って?

アパレルの仕事に必要な能力って?

◆ファッション業界に求められる適性

アパレル・ファッション業界は華やかで煌びやかなイメージが強いよね。
でもそれは表側の話で、実際は地味な作業が中心で多忙な業界。
何より地道な努力が必要な一面も強い職業なんだ。
そんな服飾業界に求められる人物像を、簡単に紹介していくよ。

○ファッションが好き
何よりもまず無くてはならない事項として、ファッションが好きであるという点があるよね。
どういった形で服飾に関わるにしても、ファッションが好き、興味があるという人でなければ、モチベーションや仕事の質にも関わってくるはず。
接客が関わる場合でも、説得力に違いが出てくる。
またアパレル業界の人なのに自分のファッションに気を使えないというのはかなり印象が悪いもの。
見た目に関しては服飾に関わる以外でも重要事項なので、常日頃から流行や常識を弁えるよう意識しておこう。

○流行に敏感であれ
流行り廃りが早いファッション業界で働く以上は、トレンドについてしっかり調べて把握しておくことは重要要素。
今は何が流行っていて、以前まで何が流行っていて、そしてこれからどうなっていくのかの予測、大変だけれど、どれも大切なこと。
意外とこのポイントについては怠けてしまう人が多いので人と差別化して自分がキャリアアップに繋がるチャンスにもなり得ます。

○コミュニケーション能力
ファッションに関わる仕事は、どの役割においても必ず人とのコミュニケーションが発生するもの。
一般的な仕事よりその機会は多い業界と言えるよ。
そしてそれぞれが結構個性的で我が強い場合も多いので、人間関係で悩むことも多いかもしれない。
上手く付き合いつつたまには受け流すこともできるような、器用な人だと苦労も少なくて済むかもしれないね。

○体力に自信がある
表向きでは華やかなアパレル関係の仕事だけれど、冒頭のように実際の仕事場では体力勝負でハードなことが多い仕事。
アパレル店員であればかさばり重くなる商品の検品作業やディスプレイは重労働だし、デザイナーやパタンナーも各地を飛び回ることが多く体力を使う上に寝る暇がないことも。
例え普段内部で働いていたとしても会社を挙げたイベントなどでは遅くまで残業したり、展示のために肉体労働する場面もあり、イメージとは裏腹に重労働な一面もある仕事と言えるんだね。

○地道に努力できる人
ファッション業界に携わるならば、地道な努力が不可欠だ。
というのも店舗での販売にしろデザイナーにしろ、常に流行をチェックしつつ顧客分析などの細やかなところで考えて試行をくり返さなければいけないからだ。
トレンドを調べるにもネットや雑誌だけでは限界があるから、人脈を増やすなり使って情報を得ることも大切。
そういった地道な努力をコツコツ続けられる人は、確実に力を認めてもらえ、実績を積んでキャリアアップにも繋がるはずだ。

○語学力
元々外資系企業も多く海外とも繋がりやすい業界なので、語学力はかなり重宝されるスキルになるよ。
特に大きめの企業で内部職に就くとすれば、必須とも言えるだろうね。
本格的に使うとしたらビジネスレベルの英語力が必要になるので、早いうちから対策しておくことで就職時にもアピールできて有利だね。

上へ