収入が気になる!アパレルの仕事

収入が気になる!アパレルの仕事

◆ファッション業界の年収について

一口に業界の年収、と言ってもアパレル関連には複数の職種があるため一概に言えないのが実情。
大体平均をとると、年収400~600万ほどが相場なようだね。
それではもう少し詳しく、それぞれの企業についてご紹介するよ。

◆比較的高額なのはマーチャンダイザーやバイヤー

どちらも予算管理に携わり、商品の企画や買い付けに携わる職種。
責任も大きく経験値で実績も大きく変わってくることから、給与も上がりやすく平均でも高額な年収となっているよ。
アパレル関連全体に言えることだけれど、景気に左右されやすいという特徴がある。
そんな中だからこそ売上に直結するようなこの職種は、重宝される上に成功が成果に繋がりやすいんだね。

また他にも高額な年収を狙えるとすれば、店舗の店長やマネージャーという管理職。 こちらもお金に関する責任が大きいとともに、スタッフの教育から業界の分析まで、そしてスタッフ同様接客や搬入等も行うので、心身ともに非常に消耗する仕事だよ。
だからこそその分収入が見込めて、あわよくば独立なんてことも視野に入れられる。
各プロフェッショナルがフリーランスとして活躍しているファッション業界なので、お金の管理や流通を把握してれば独立しやすい業界とも言えるかもね。

◆デザイナーは競争率が高い?

一番人気とも言えるファッションデザイナーは、専門的な技術が必要ですが志望者も多いため、400~500万円ほどが相場とのこと。
デザイナーとはいえデザインに長けているだけでは務まらず、企画や商品開発のスキルなど、広く技術を身に付けることで他と差をつけてキャリアアップを狙いやすくなるよ。
自身のセンスを磨き続けなければいけない上に発想力も必要なので時期によっても調子が変わりやすいという難しい面もある。
それでも人気職業として君臨するだけあってフリーランスにもなりやすく、自身デザインの服が流通するというのは魅力あるやりがいだよね。

◆パタンナーやプレスは兼業が多い

デザイナーの作成したデザインを立体に起こすパタンナー、商品をPRするプレスといった職業は、それぞれデザイナーや営業部との兼業が多い職種。
特にプレスは業界内でも具体的な役割が薄れつつあるというのが現状なんだね。
なのでそれぞれに特化した人というのはあまり需要が高いとは言えず、年収もそこまで上がらない傾向にあるようだ。
とはいえやはりカバーできる範囲が広がれば広がるほど、重宝されキャリアアップに繋がりやすいのは共通。
今のファッション業界では一つを極めるよりも、スキルを広く身につけるのが年収アップを狙う効果的なやり方と言えそうだね。

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