昼間部のメリットもよく考えよう

夜間部と通信部があるけれど、働きながら通うならどっちがいいでしょうか?

◆昼間部について

一般的な学校は午前の9:00や10:00から午後の16:00や17:00まで、授業を行います。
これが昼間部、要は通常のカリキュラム通りに進んでいく過程です。
小中高でも多くの人が通ってきたと思います。中には夜間や定時制もありますが、昼間部の存在を知らない人はいないでしょう。
専門学校やスクールも基本的には日中授業を行い、午後は放課で自習やアルバイトにいそしむ人が多いです。
ただし専門学校は社会人の人や既に高校や大学を卒業した人も入学することができ、働きながら、家事をしながら、はたまた夢を追いかける傍らで学びを深めることができます。
そのために夜間部や通信課程が設置されていることが多いんですね。それぞれ専門で行っている学校もあるくらいです。
夜間部や通信は資格取得や就職に関して昼間部に決して劣らず、その上で学費も安かったリ拘束時間が少ないというメリットがあります。
でも今はまだまだ昼間部が主流。それはなぜなのか、ご紹介していきます。

◆学ぶことに集中できる

何よりも学校中心の生活となるため、転職や専門性を高めたいときにはやはり一番効率的で有効な手段となるでしょう。
生活リズムもそれまで昼間部だったならば大きく崩れることがないというのもメリットの一つです。
夜間部などになると日中に仕事や家事で忙しくし、夜は授業で課題をこなす時間の工面が難しい場合もあり、スケジュール管理に苦労することもあります。
学費を稼ぎながら通う必要がある、生活費もあるため勤務しながら転職やキャリアアップのために学びたい、そういった特別な事情がない限りは昼間部で通った方が、効率的でどっちつかずにもならないでしょう。

◆人と時間を合わせやすい

社会人の方はシフト制だと顕著に感じているかと思いますが、友人と遊びに行くにも日程が合わないことがかなり多いと思います。
夜間部も同様で、日中働いて夜に勉強して……という生活はあまり自由な時間がないばかりか空いた時間もなかなか周囲と合わないケースが多いでしょう。
働き方も人それぞれなため、夜間部同士でも合わないことが珍しくありません。
その点、大多数が通う昼間部であればイメージ通りの学生生活を送ることができるかもしれません。
学費で時間を買っているという言い方も、昼間部と夜間部を比較した場合は言えそうですね。

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