資格取得を目標に再進学を検討している方へ


資格取得を目標に再進学を検討している方へ

◆資格とは

弁護士や医師になるための国家資格や、TOEICやフードコーディネーターといった民間資格。
他にも自動車免許なんかも資格として扱われます。
資格の定義とは、なにかの行為を行うにあたって必要な知識や技術を備えた証として、第三者より認められるものです。
あったばかりの人がいきなり手術をしますと言っても不安です。
でも医師免許さえ持っていればある程度の信頼がおける、そういうことですね。
資格にはそれぞれ難易度や重要度があり、何かの仕事に就くために必ずもっていなければいけないものからあった方が喜ばれるもの、あってもなくても扱いが変わらないものまで様々です。
最近できたばかりのチョコレート検定なんて、お菓子のメーカーならまだしも美容師になるためにはほぼ必要ないですよね。

若干話がそれましたが、資格とは自分の力が一定水準だということをそれだけで証明してくれるため、就転職時のサポートとなるもの。
特に今は紙にしろネットにしろ書面文面での一次審査というものがほぼ確実にあります。
そこで職務経歴として書くのはもちろん大事ですが、有用な資格があるかないかで印象は大きく変わってくるものなのです。

◆専門学校ではどんな資格が取れる?

専門学校やスクールでは学べるジャンルが大学や短大よりも多く、その分カバーできる資格の種類もかなりのものとなります。
基本的に専門学校は就職を意識しているため、資格についてはカリキュラムの中に組み込まれていることがほとんど。
もちろん美容師や調理師といった職業に直結する資格は過程自体がその資格をとるためのものとなっています。
国家資格をはじめとする一部の資格では指定の学校に一定期間通うことで資格試験を受ける権利を得られる場合もあるため、その場合は学校が必須ですね。

さらには基本的に専門学校の資格取得率は100%に近いものとなっています。
全国平均より高いのはまず間違いなく、資格取得率をウリにしている学校も少なくないですよね。
そこで注意しなければいけないのは、学校では資格受験者をある程度選定しているということ。
つまり誰でも受けられるような一般受験と比べれば、合格率が高いのは当たり前なのです。
もちろんしっかり対策しているのも事実な上、それだけ合格者を出しているのも事実。
つまりは学校行けば資格取れる、と思わず、しっかり自主的な対策も進めることが重要ということですね。

専門学校に通って取得する資格でメジャーなのは、美容師、調理師、栄養士、語学系、トリマー、保育士、などなど……。
どちらかといえば女性の取得割合が高いものであることが多いです。
他にも建築士やデザイナー、各専門職系はほぼほぼ網羅していると言っていいですね。
ただし、クラスが分かれているものに関しては、最上位の保証はほとんどされていません。
1級~3級の資格があるなら、2級はカリキュラムで取れるけど1級は個人の頑張り次第だよ、ということですね。
専門学校はあくまでサポート。結局は自分の頑張り次第ということです。

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