就職や転職を第一に考えて再進学を検討している方へ
◆就職を目指した養成機関
専門学校やスクールは就職することを前提に学生を養成します。
それはミュージシャンや漫画家といった職業を目指すところでも言えることで、必ず一般職だとしても就職という道を残しながら学ぶことになります。
美容師や調理師、またホテリアというような資格が職業に直結するようなものでは、ほぼほぼその業界に就職することができるでしょう。
というのも、専門学校はOGやOBとの繋がりや、その業界への長年培ってきたコネクションというものをとても大事にしているところ。
毎年その学校から何名採用する、と決めている大手企業もあるくらい、専門学校と業界とのコネクションは強いです。
ゲーム業界なんかは実力主義のためによほど見込みがない限り新卒を採ることは少ないですが、付き合い長い専門学校へは一定の信頼があるため、採用率が高かったりします。
もちろんそれは再進学の場合でも同様です。
専門業界への就職を考えたら、専門学校はかなり強力なバックアップになることは間違いありません。
意欲さえ見せれば、その就職率は100%といってもいいでしょう。
ただし業界へ入れても、職種まで希望通りにいくかどうかはまた別の話。
流石にある一定の経験がないといけない仕事に就くには学校に通うだけではカバー出来ない部分があります。
その場合はまず業界就職を足掛かりにして、そこで結果を出していって目指す仕事を勝ち取りましょう。
◆専門学校の就職率
上で意欲さえ見せれば、その就職率は100%といってもいいでしょう。といいましたが、恐らく学校のHPやパンフレットを見てみると、ほとんどの就職率が100%ないしはすくなくとも90%を超えていることかと思います。
これも資格と同じで決して学校に行くだけで就職できるわけではなく、就職希望者の中での割合ということ。
つまりは就職の意思を見せないと判断された学生については就職希望者扱いされず、その割合にも含まれないのです。
その上で正社員としての就職が難しい場合はアルバイトでの契約でも就職扱いされます。
なので就職率の高さばかりをアピールするような学校は、それだけで判断しないようにしましょう
じゃあ何で判断するべきか。
それは就職先一覧や、卒業生の声などで参照できる就職先。
就職先については、嘘やごまかしがききません。
もちろん過去に優秀な学生が1人だけ就職できたという場合でも掲載はできるので一辺倒に信用するのはよくありませんが、全体を見て業界就職の割合が多いことが分かれば、信頼してもいいでしょう。
学校には載せるような見栄えのいい企業以外のリストもあるはずですので、検討している学校に赴いて尋ねてみるのも有効ですね。