歯科衛生士の適性

歯科衛生士の適性

◆清潔感

医療機関以外でも多くの職場で求められることだけれど、冷静に-考えて人様の口の中に手を入れるような仕事で清潔感がないなんて有りえないという話で……。
もちろんしっかりお風呂に入るとかそういう話ではなく、服装一つ髪型一つ、特にネイルなんてもってのほか。
プライベートではいくらでもファッションを楽しめばいいけれど、切り替えはしっかり徹底しよう。
自分がオッケーと思っても患者さんから悪印象を受けては元も子もないので、客観的な視点を忘れずに。
その辺りは学校でしっかりと教えてくれるはずなのでわざわざ不安に思うことでもないけれどね。

◆手先が器用

これに関しては訓練してまで身につけろ、という話ではないけれど、単純に口内という狭くデリケートな中で作業するにあたって手先が器用な方が適していると言えるというわけだ。
精密機械を扱う仕事でもあるし、ついうっかりで患者さんを傷つけでもしたら大問題。
細かい作業や地道な作業が苦手な人はとりあえず悟りを開いてから出直した方がいいかもしれないね。
また歯科医師のサポートを行うには気が利くような人だと効率的に進めることができるかもしれない。まぁその点に関してはしっかりと意思疎通すればいい話なので、そうだったらなおいいな、くらいで捉えて貰えればと思うよ。

◆人と接するのが好き

接客業というよりは福祉的な立場での折衝が起きるから、接するのが好きと言うよりは苦ではないという方が重要かもしれない。
小さい子どもからご年配の方まで幅広い年代が歯科医には訪れるので、リラックスして治療を受けてもらえるようコミュニケーションをとることも歯科衛生士の大事な仕事の一つ。
また指導の際も高圧的だったり分かりづらい説明になってしまうとなかなか自身で動いてくれないので、上手く誘導というか諭すような接し方ができると素敵だね。
患者さんの役に立ちたい、健康を支えたいという気持ちさえあれば、多少自信がなくても患者さんは汲み取ってくれるもの。
そのあたりは実際に就職して、経験を積むうちで少しずつ学んで成長していっても遅くないから心配しなくても大丈夫。

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