歯科衛生士は、大変な職業です。 仕事内容は多岐に渡り、給料、年収に見合わないと感じる方も多いです。 しかし、やりがいがあり、多くの人が目指す職業です。 今回は歯科衛生士として働くにあたって大変なこと、特に人間関係と患者の方と関わる際に大変なことをご紹介します。
歯科衛生士の大変なこと
◆人間関係
まずは人間関係です。
歯科衛生士の退職理由で最も多いのは「人間関係」とも言われるほど、人間関係が大変だそうです。
基本的に歯科医師の指示に従って働くことが多いので、医師と合わない方はかなり働きづらいかと思います。
また、スタッフ同士の関係も非常に複雑なことがあり、大変だそうです。
特に歯科は個人営業のクリニックが多いので、採用されるスタッフに偏りがあったり、人数が少ないことも多いです。
少人数制で、一人でも合わない方が居るとかなり働きづらいです。
なるべく多くの人と仲良く働きたいものですが、難しいこともあります。
◆お客様は患者様
歯科衛生士は、女性が目指すことも多い職業です。
「歯医者に行ったら、看護師さんや歯科衛生士の方が皆綺麗な女性ばかりだった」という経験をしたことがある方も多いでしょう。
全ての歯医者が技術で患者を獲得しているわけではありません。
特に男性の患者向けに、男性は募集せず、綺麗な女性スタッフばかり採用しているクリニックもあります。
そうしたクリニックで働いていなくても、患者の中には「歯医者は綺麗なお姉さんが接客してくれるところ」という認識でやってくる人も居ます。
そうした方にあたってしまうと、しつこく連絡先を聞かれたり、やたら馴れ馴れしくされたりすることもあります。
「私生活でも男性に声をかけられることが多い」
「ナンパされたら、うまく対応できる自信がない」
という方にとって、歯科衛生士の仕事は思っているより大変かもしれません。
◆実地じゃなきゃ学べないことも多くあります
座学や実習ではなかなか学べないことも多いです。 学生時代の実習は、病院のスタッフたちが「学生さんだから、優しくしてあげよう」と丁寧にしてくれるか、もしくは「実習生だから、こき使っても良いだろう」と雑用ばかりさせられることもあります。 つまり、「就職してみないとわからない」ことも多いです。 そこでおすすめなのが、あらかじめ「実際に働いている人」の口コミが見られるサイトです。 「 OpenWork 」などのサイトでは実際に働いている、もしくは働いたことのある方が実体験を元に企業の口コミを書いてくれています。 歯科衛生士を目指す方はもちろん、どんな職種を目指す人にもおすすめのサイトです。